恒例企画「エディター私物」より、ゴアテックスをフィーチャー。UOMO編集部員が愛用するオススメを紹介する。
最新機能は「見えない」
Nnormal|Tomir 02 Gore-Tex
ゴアテックスのシューズやスニーカーを何足か持っている。ゴアテックスのブーティが内蔵されたもので、靴によってはブーティが自分の足に合わないのか、履き心地が想像と違う場合も。そんな折、UOMOの記事のテストアップを確認していたら「GORE‑TEX® Invisible Fit」なる新テクノロジーの記述を見つけた。GORE‑TEX®のファブリクスをシューズのアッパーに直接圧着しているのだと言う。つまり形状があらかじめ決まっているブーティを仕込むのとは違い、その靴なりの形にゴアテックス側が合わせてくれているということか。
「GORE‑TEX® Invisible Fit」は登場して間もなく採用プロダクトも各社数点しか発売されていなかったが、その中から「Nnormal(ノーマル)」のトレイルラン用シューズを買ってみた。履いてみると… 確かに違う! 靴の中で足が押し込められる感覚もないし、ブーティの厚みがないぶん通気性も高いと感じた。梅雨時の通勤はもちろん、先週末はちょっと雨降る山のぬかるみを歩いたけど、履き心地には何の不満もなかった。
この「Tomir 02」を選んだ決め手は、等高線風グラフィックとグレー&水色のカラーリング。ノーマルはスペインのブランドだし提携アスリートもスペイン人だけど、見た目はなぜか北欧っぽい。機能も含めてボルボのSUVみたいだなって思います。
ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。
インラインのカラーと思わず2色買い
Danner for BEAUTY&YOUTH|フィールド Low
アウトドアブーツと言えば、自分の中ではやっぱりダナー。キャンプも山登りも全くの素人ですが、学生の頃に買ったマウンテンライトやダナーライトは、ボロボロになりながらも今でも現役。価格はあのころからは大きく変わってしまいましたが、永遠に色あせない名品ブーツの数々がダナーにはラインナップされていると思います。そして最近のお気に入りは、比較的エントリーモデルとしても買いやすい、このダナーフィールドLOW。ゴアテックスを採用しながら、よりタウンユースとしても使いやすいローカットの1足で、いろいろなボトムスの足元におさまりがいいのも魅力です。そして、ゴアテックスだけに、雨の日のシューズとしても大活躍します。夕方から雨予報なんて日に、まだ青空の午前中からレインシューズをはかなくてはならない…という悩みからも解放してくれるんです。
通常はフルグレインウォータープルーフレザーですが、これはBEAUTY&YOUTHが別注したアッパーがオールスエード素材のモデル。インラインを最初に履いていて、あまりの使い勝手のよさに、もう一足おかわりで別注モデルを購入してしまいました。王道のアウトドアブーツは、デニムや軍パン、ワークパンツなんかにあわせると、途端に「アメカジおじさん」感が際立って、その道を突き進むおしゃれな大人ならもちろんカッコいいのですが、自分のようなハンパ者には、ややトゥーマッチに感じることも。でも、この素材とグレーのカラーリングなら、より都会的に履くことができ、コーディネートの幅もグッと広がります。もちろんゴアテックスで、機能性も申し分なし。それを強調するヒールのエンボスロゴもキャッチ―でなんともイイです。
2025年よりUOMOプリント版編集長。実は以前にも8年間UOMOに在籍していた。好きなモノは古いカメラとサウナ。昔はまわりに「面白い趣味ですね!」と言われ盛り上がることもあったが、最近は世間にこすられ過ぎて「あ~みんな好きっすよね」で話が終わってしまいがち…。
旅先ではなく、東京で選ぶ日本限定モデル
SALOMON|XT-6 GTX “NAMI PACK”
海外へ行くたび、現地のショップを巡っては「国限定」や「日本未展開」のモデルをつい探してしまうのは、自分だけではないはず。旅先の高揚も相まって、“ここでしか買えない”という響きにはめっぽう弱いんです。いつだか、サロモンのオンラインサイトを見ていると、日本限定モデルがあるのを偶然発見。灯台下暗しとはこのことか、気づけばカートに入れていた。
発売されていた3モデルで選んだのはXT-6。トレイルラン由来の確かな履き心地に、急な雨にも怖じけづかないゴアテックス搭載。機能面でこれ以上頼れるスニーカーはないと分かりつつも、あまりの人気ぶりに少し天邪鬼な気持ちが働き、これまで手を出せずにいた。
背中を押したのが、日本限定のテーマとなった”波”。日本は島国だから海や波のイメージなのかと思いきや、着想源はまさかの葛飾北斎による『神奈川沖浪裏』。ハイテクなサロモン×日本美術というミックスカルチャー加減が面白い。ちなみに最新の日本限定モデルとして売り出されていたのは富士山モチーフ。気づいた時には既に売り切れていて、買えなかった悔しさが未だに尾を引いています…。
2023年入社の編集部最年少。本誌では「プロ推ッシャー!HIKARU」アイドル連載を担当。ときたまデザインの効いたアイテムを着ると、先輩達にツッコまれがち。真夏生まれだが夏の暑さにも冬の寒さにも弱い。趣味はツーリングと音楽フェス。
Movie&Photos:Mitsuo Kijima
Stylist:RUI