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Aetaのボンサック
2025.10.14
最終更新日:2025.10.14

Aetaのボンサック

編集 中林

憧憬のボンサック、ついに

Aetaのボンサックの画像_1

昔から映画でバッグに荷物を詰め込むシーンが好きです。最近観たスイスの映画監督アラン・タネ―ルの『光年のかなた』と『白い町で』は、ともに主人公が持っているバッグが魅力的な映画でした。

特にこのふたつの映画にでてきたわけではないのですが、ボンサックには憧れがあります。肩に担いで旅に出る渋さ。ただ、自分にはあのタフな感じが全く似合わない…。そんな思いを抱え続けながら、展示会で見つけたのが、このアエタの新型です。コットンやレザーではなく上品なナイロンで作られているので、これならアリかも!と思った次第。縦に長いため、荷物を取り出すのは少し大変そうなのですが、自転車移動などのアクティブなシーンを想定して安定感ファーストでフォルムを考えているという話を聞いたら納得。

内側に縦24cm×横19.5cmの大きめのポケットがついているので、よく取り出すものはここに入れるのがよさそう。旅に出る系のボンサックではないですが、自分が街中で持つならこれくらいがちょうどよさそうです。

Aetaのボンサックの画像_2
Aetaのボンサックの画像_3
ヴィンテージバッグから着想を得ながら、素材からショルダーストラップ、内ポケットなどのディテールを調整して現代的に仕上げたボンサック。アウトドア製品、軍事用品、ワークウエアなどによく用いられる1000 デニール規格のナイロン生地を使用している。2サイズ展開。縦55cm×横25cm×マチ23.5cm ¥25,300/アエタ

アエタ 
info@aeta.website

中林龍平プロフィール画像
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中林龍平

カルチャー・食担当。トレードマークは、ボリューミーなパーマ(入稿・校了時、1.5倍増)。一年中ほぼシャツ、冬だけニットもあり。年始に琺瑯鍋とフライパンを新調したので、きちんと自炊ができるようになりたい。

Photo: Yoshio Kato
Stylist: Takeshi Toyoshima
Composition: Ai Hogami

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