ミリタリーの定番アイテムをコンテンポラリーに
現デザイナーのマイケル・ライダーのもと、エッセンシャルなアイテムにひと捻りを加え、日常着をコンテンポラリーに再解釈してきたセリーヌ。今シーズン選びたいのは、ワードローブの定番であるボンバージャケットをモダンに仕立てたモデル。
ミリタリー由来のボンバージャケットは、ともすると無骨に見えがち。その武骨さをほどよく残しながら、存在感のあるシルバーのジップをスナップボタン付きの比翼の内側に隠し、フロントを斜めに切り替えることで、コンテンポラリーなムードに仕上げている。袖口にはリブではなくジップをあしらい、開閉によってシルエットに変化をつけられるのもポイント。ミリタリーの機能的なディテールを生かしながら、都会的で洗練された佇まいへと昇華している。
バックにはたっぷりとギャザーを施し、後ろ姿にふんわりとした立体感をもたせている。端正なフロントに対して、バックには柔らかなボリュームが生まれ、前後で異なる表情を見せる。軽やかな中綿入りで、秋口はアウターとして、真冬にはオーバーコートの内側に仕込むのもいい。オールシーズン、ワードローブをモダンに彩ってくれる一着だ。
担当編集&スタイリストの本音試着レビュー
セリーヌ ジャパン TEL:03-5414-1401
セリーヌ ジャパン 公式サイト
Photo: Yoshio Kato
Stylist: Takumi Urisaka
Text: Miyu Sugimori
Composition: Ai Hogami
05
DOWN 200 【2026-2027】


全く無骨さのないクリーンミリタリー。久々にこういうモードなアウターを着るのもいいな。