「ネーミングから金ボタン使いまで洒落ている」
ディ・ドライベーグのカモカモダウンジャケット
「このダウンジャケット、KAMO KAMO DOWN JACKET(カモカモダウンジャケット)というネーミングなんですよ。織りネームを見て『それ、どこの?』と久々にテンションが上がりました。パリを拠点に活躍しているクリエイティブディレクター、ラムダン・トゥアミが手がけるディ・ドライベーグのもので、知人エディターから教えてもらいました。中目黒のワーズ サウンズ カラーズ アンド シェイプス(WORDS, SOUNDS, COLORS & SHAPES)で扱っています」
「ダウンジャケットは冬場、ロケ撮影に着ていくことが多く、ガシガシ着られるアウトドアブランドのものを6着ほど持っています。ディ・ドライベーグは『最高級アウトドアウェア』をコンセプトに掲げているブランドということもあって、スペックは本格派。なのにフロントボタンがブレザーのような金ボタンと、ダウンではまず見ませんよね? しかも2列仕様でサイズ調整もできる、気のきいたデザインなんです」
「ダウンジャケットの適正価格は個人的に6~7万円だと思ってているので、10万円を超える場合は本当に自分が納得のいくものでないと手を出しません。11万円のカモカモダウンジャケットは、スペックの高さに加えレトロベースのデザインとオリジナリティが共存していて、腑に落ちました」
「最近のテーマは“ネイビーをどう着るか”。ワントーンもいいし、自分の中で旬のカラーのブラウンとも好相性。でも今の気分としてはネイビー×グレーがイチ推し。今日は古着のリーバイス646のコーデュロイジーンズはグレー、中に着た古着スウェットとウィリアム ブラントンの手袋はネイビーで、ニューバランスMT10とジョンストンズ オブ エルガンのチェックマフラーをブラウンでまとめました」
「この織りネームにやられました(笑)。金ボタンもカモのモチーフで、細部まで徹底しています。ダウンはフランス産のホワイトダックダウンを、三重県の工場で洗浄して封入。縫製にも日本の高い技術が生かされていて、軽くてあたたかく、着心地も抜群です」
ストリートとトラッドの両軸に深い造詣を持ち、さまざまなカルチャーや古着にも精通する。ファッションブランドのカタログではディレクションを手がけることも多く、俳優・アーティストからの信頼も厚い。凝り性な性格でも知られ、最近はフェンダー・ストラトキャスターを購入し、ギター演奏にハマっている。
Photos:Hareru Miura
Composition & Text:Hisami Kotakemori