「最近は機能よりもデザインや素材、シルエットを重視」
シュタインのムートンカラーパデッドジャケット
「ダウンや中綿ジャケットは10着ほど所有しており、ロケ撮影や屋外イベント、自転車に乗るなど、TPOやコーディネートに合わせて使い分けています。以前は保温性や防水性といった機能を重視していましたが、今はデザインやシルエット、素材感などを見るように変わってきました。コットンのダブルサテン表地に、薄く中綿を詰めたキルティング裏地を付けたシュタインのパデッドジャケットは2026年春夏の新作。すでにデリバリーが済んでいて、冬場にも対応する一着です」
「温暖化の昨今、本格的なダウンジャケットは東京ではオーバースペックすぎる気がして、このくらいがちょうどいいのではと思っています。クラシックなフライトジャケットに着想したこのアウターは、カウレザーを裏に配したシープムートンの襟とレザーのチンストラップ付き。寒いときには襟を立てて、防寒性を高めることもできます」
「今日はインナーにシュタインのボーダーポロニット、ザ・ロウのブラックデニムにショート丈のペコスブーツを合わせて、レトロなジャケットの雰囲気に寄せました。フロントはダブルファスナー仕様だから、スタンドカラーにしたときは裾のほうを開けるなど、着こなしに応じてシルエットも調整できます」
「袖や裾にゴムを入れたバルーン調のシルエットで、全体的にゆったりとしており、インナーに中綿ベストなどを仕込むことも可能。1月のパリ出張では、インナーレイヤードでこのジャケットを着たいと思っています」
シュタイン、ヨーク、ダブレッドなど国内外のプランドのPRを手がけるアタッシュ・ド・プレスの代表。2019年からはギャラリー兼ショールームとして機能する「エンケル」を始動し、家具、インテリア、工芸などライフスタイル全般を扱う。最近はアメリカのハンドメイドフレームをベースに、好みのパーツで組み上げた自転車での通勤や外出を楽しんでいる。
Photos:Hareru Miura
Composition & Text:Hisami Kotakemori