実用主義を追求した最高峰のバックパック

創業90周年を迎えた吉田カバンは、ものづくりにおいて「道具としてのカバン」を一貫してきた。装飾性よりも機能性や利便性が最優先という理念の基、最高峰を目指したMONOCHROME(モノクローム)シリーズが今年6月にデビュー。このバックパックは「実用主義における、最高峰のバッグ」として世に送り出された自信作だ。
フラップとドローストリングで開閉する大容量のバックパックは、内外に多様なポケットを装備。側面にはメイン収納に直接アクセスできるファスナーも配されていて、荷物の出し入れがスムーズにできる。16インチのPCが収納可能なクッション材入りのポケット、脱いだアウターなどを簡易的に差し込めるスリングバインダー、背面には通気性・速乾性に優れた多機能素材「キュービックアイ® ピケ ライト」を採用とハイスペック。ショルダーストラップの肩部分は、縫製で厚みに変化を出すことでズレにくくするなど吉田カバンらしいこだわりが随所にちりばめられている。多用途という点でも出色。縦49×横29.5×マチ18cm。
ポーター 表参道 TEL:03-5464-1766
Photos:Naoki Seo
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
16
BLACK BACKPACK 30 -2025-