異国の大地に持っていきたい
2022年に現在の形で復活したチューダーのレンジャー(39mm)に、36mmが加わった。ツールウォッチとして知られるレンジャーの歴史は長く、現在の形で登場したのは1965年からだが、前身となったモデル(オイスター プリンス)は1950年代に英海軍の北グリーンランド遠征隊の時計に採用されている。さらに名称自体は1929年に商標登録されていたというから、チューダーに冒険の精神は深く根ざしている。
そして現在、チューダーは世界一過酷なラリーである「ダカールラリー」のオフィシャルタイムキーパーを2025年大会から務めている。デューンホワイトと呼ばれるダイヤルカラーは、果てしなく続く砂丘(=デューン)に着想を得たという。仕事の傍らモータースポーツにのめりこみ、将来的に海外ラリーレイドへの参戦を夢見る自分にとっては、まさに手元に置いておくべき一本なのだ。
そして、ヴィンテージライクなこのモデルはファッションとしても最適。ミリタリーやワークウェアとも相性抜群だが、グレーのニットなどとクリーンに合わせてもハマる。ヴィンテージの“味”もいいが、現行品にしかないオーラというのも確実にあって、それが着こなしの汎用性を広げている。それが今の時代に50万円を切ってくるのだから、夢がある。
日本ロレックス / チューダー TEL:0120-929-570
クルマと時計担当。幼少期からのクルマ好きで、大学時代は自動車部に所属。ウェブでは「文化系ネオクラシック車と30人の男たち」も手掛けた。愛車はアルファロメオの「ジュリア」。クルマはイタリア車好き、ワードローブはカジュアルなフレンチスタイルが好み。猫舌のため一年中、アイスコーヒー派。
Photo: Yoshio Kato
Stylist: Takeshi Toyoshima
Composition: Ai Hogami

