リプロダクション オブ ファウンド×エディフィスのジャーマントレーナー 

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山本 慎さん(エディフィス バイヤー)

白スニーカーはベーシックだからこそ、本当に使いやすくて幅広いスタイルに使えるものを厳選します。今年はこの上質なシボ革を使ったジャーマントレーナー。内側にエラスティックが仕込まれていて、シューレースなしでもはける2ウェイ仕様。はきやすいのもスタメンとして愛用するポイントです。モードカジュアルだけでなくビジネスカジュアルにも応用しやすいと、店頭でも好評のようです。


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ほかのアイテムにも言えますが、白スニーカーが主役になるようなコーディネートはしません。トータルで見たときにベストな選択となるように意識しています。きょうは白を基調にしたコーディネートの足もとに。うっすらと花柄がプリントされジャックムスのパンツと、リパーパスの透け感のあるシャツで夏の清涼感を。ナイキのハットで自分らしくハイブリッドなコーディネートに仕上げました。


 スペルガ×トゥモローランドのゴートナッパレザースニーカー 

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川辺圭一郎さん(トゥモローランド プレス)

毎シーズン、スニーカーを買い足しています。今年はローテクでシンプル、かつモダンな雰囲気が気分だなと思っていたところ出会ったのがこちら。トゥモローランドの別注モデルは、アッパー、ソール、ブランドタグにいたるまで白一色というミニマルなデザイン。良いい意味でスペルガらしくなくて、匿名性のあるルックスにぐっときました。どんなコーディネートにもなじみ、控えめな印象で洋服を引き立ててくれるから、スタメンとして活躍中。いつもクリーンにはきたいので着用後は必ず、ブラシなどケア用品を使って汚れを取り除きます。


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クリーンで抜け感のある白スニは、ワークやミリタリーなど少し武骨な洋服を着るときにマスト。野暮ったさが抜けて、モダンな印象に仕上げてくれます。トゥモローランドのワーク調シャツ&イートウツのワイドデニムにも、オールホワイトのミニマルなスペルガ。オーセンティックさを残しつつ、清潔感のあるスタイルを意識しました。Tシャツはイデア×ヴィム・ヴェンダースのコラボレーションフォトTです。


 マテスのテニス 

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古明地拓朗さん(レショップ プレス/バイヤー)

持っているスニーカーはほとんど白です。中でもリピートしているのがマテスの “テニス”。バルセロナでひとつひとつ手仕事でつくられるこのレザースニーカーは、上品なルックスはもちろん、はき心地のよさでもベストな一足。愛用しはじめてから5年が経ち、最近、3代目を購入しました。2代目は経年変化でいい感じに味がでているので、古着などをミックスするときは真っ白な新しいほうを、セットアップのハズシとして使うときは味の出たほうと、使い分けています。


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カラーアイテムを使うときは足もとを白くすることで、全体の印象がキリッと締まります。だからカラーパンツには白スニがマイ・ルール。ベルナール ザンス×レショップの、ディッキーズオマージュカラー=ロイヤルブルーのスラックスにもマテスをコーディネート。リパーパスのストライプジャケットを合わせたクラシックムードを、モダンにスライドしてくれます。


Text:Hisami Kotakemori