【エディター厳選】大人が選ぶべき「ホカ」2023年注目スニーカー3選
抜群の履き心地と洗練されたデザインで幅広い支持を受けているホカのスニーカー。中でも、UOMOプリント版の連載でもおなじみの「東京スニーカー氏」こと小澤匡行氏が注目する3足は、シンプルで落ち着いたデザインが実に大人向き。コーディネートの軸になってくれるはずだ。

【エディター厳選】大人が選ぶべき「ホカ」2023年注目スニーカー3選
抜群の履き心地と洗練されたデザインで幅広い支持を受けているホカのスニーカー。中でも、UOMOプリント版の連載でもおなじみの「東京スニーカー氏」こと小澤匡行氏が注目する3足は、シンプルで落ち着いたデザインが実に大人向き。コーディネートの軸になってくれるはずだ。

小澤匡行
「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。スニーカー好きが高じて『東京スニーカー史』(立東舎)、『1995年のエア マックス』(中公新書ラクレ)を上梓。靴のサイズは28.5㎝。
01:HOKA|RESTORE TC


¥17,600 ※ヒールパートのロゴは商品には入っておりません。
ラクに履けてラクに歩けるリストアシューズ
「リカバリー系シューズって黒ばかりでしたが、8月に発売されたホカの『リストア TC』はベージュ系(写真)やグリーン系などをラインナップしているのが新鮮でした。このスニーカーが “最小限の素材で、最高の履き心地を” と謳うように、そこを追求するのがリカバリー系シューズの一番いいところだと思います。ボリュームを添える装飾がいろいろあってこそホカというイメージがありますが、このぐらいシンプルなホカもいいですね」(小澤)
循環型社会をコンセプトに設計されたスリッポン。サステナブルな素材を採用し、アッパー、インソール、アウトソールとシンプルな構造でつくられる。伸縮性のあるエンジニアドジャカードメッシュアッパー、踵からつま先への推進力をスムーズにするHubble®ヒール形状、一体型ヒールプルタブが、 “ラクに履く。ラクに歩く。”を叶える。
02:HOKA|CLIFTON LS


¥27,500
ファッションとして履きたい白スニの傑作
「ホカはポップな色も好きなんですが、黒いドレスに真っ白のクリフトンを合わせているコレクションブランドのデザイナーのスナップを見て、ファッションとして白のホカを取り入れてみたいと思いました。黒には特徴や個性を消す効果がありますが、白は逆にさらけ出す色。機能とルックスを両立したデザインへの信頼性があってこそ、選べる色です。そういうわけでホカの名品、クリフトンをベースにしたこのライフスタイルモデルも、白が気になりました。合わせやすいからという打算的な理由でなく、意志を持って白のホカを履こうと思います」(小澤)
ホカの定番モデル、クリフトンをベースに、トウにテクスチャースエード、ヒールに凹凸のあるペブルドレザーを配してデザイン性を高めたライフスタイルモデル。Durabrasion Rubber™(デュラブレージョン ラバー)アウトソールを採用したローリング形状の厚底で、履き心地も文句なし。
03:HOKA ONE ONE|CLIFTON L SUEDE


¥19,800
トレッキング風アレンジのクリフトンが登場
「ホカのハイキングシューズ、トー ウルトラのファーストカラーをクリフトンに使った、ビームスのエクスクルーシブです。ボンダイと並んでホカの2大看板になっているクリフトンの初代モデルが出たのが2014年。これまでホカはソールのボリューム感を体験したくて履いてみたという人が多かったと思いますが、今では『あのときのあの色がよかったよね』というような復刻のカルチャーが確立されつつあります。ホカがストリートでより楽しい時代になっていく予感が、このクリフトンに凝縮されています」(小澤)
2015年に誕生したホカのハイクシューズ「トー(TOR)シリーズ)のトップモデルがトー ウルトラ(TOR ULTRA)だ。そのファーストカラーをライフスタルカテゴリーの定番、クリフトン L スエードに落とし込んだ。ブラックとグレーのレイヤーにイエロー×レッドのトラヒモやレッド、オレンジの差し色が映える。