DC Shoes|DC ASCEND
大人が楽しめるちょうどいい“現代解釈”仕様
「スニーカーは薄底ブームが継続中ではありますが、こういうときこそ逆転の発想で、ボリューム系の中にこそ面白いものがある気がして探したくなります。DCシューズを久しぶりに見たら、OGモデルをアップデートした、懐かしさと今の気分がほどよくミックスされた新作を発見しました。
僕は昨今のスケートカルチャーに明るくはありませんが、今回紹介するDC アセンドのベースになったトゥルース OGのことはよく覚えています。DC アセンドは90年代後半のエクストリーム系まではいかないボリューム感や、あの時代特有の装飾的なOGのデザインを、人気のランニングシューズのようなスタイルに落とし込んでいるのが面白いなと。
アメリカに1年ほど住んでいた頃、僕はスケボーショップで約半年インターンをしていて、たくさんのDCシューズを見ていました。当時は、TPUパーツに色を使ったモデルが人気で、それこそオールブラックなんて全然売れていなかったんですよね。でも今、こうしてDCシューズらしいデザインをオールブラックで見ると新鮮で、当時の思い出がいい方向に補正され、洋服に合わせやすそうだなと感じています。
50歳も近くなって、スケボーもしないのに、あの頃のスケートシューズ感を求めるのもどうかと思うので(笑)、DCアセンドくらいの“現代解釈”仕様はちょうどよさそうです。久々にDCシューズを懐かしんでみたいという気持ちになりました」(小澤)
DCのレジェンドライダー、ジョシュ・カリスの2ndシグニチャーモデルとして2001年に発売されたトゥルース OGを現代版にアップデート。ヘリテージモデルのDNAを継承したファット感のあるシルエットや多層パネル切り替えはそのままに、最先端のテクノロジーを搭載したソールユニットで履きやすく仕上げた。トリプルブラックは大人にこそ似合うカラーウェイ。
「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。近著に『1995年のエア マックス』(中央公論新書)。スニーカーサイズは28.5㎝。