VANS|AUTHENTIC
60年を経て変わらずに評価される定番の魅力
「ヴァンズのオーセンティックは今年で60周年を迎えました。近年はプレミアムバージョンも登場していますが、僕はベーシックモデルがいちばん好きです。その理由はフォクシングテープのライン(線)なのだと思います。プレミアムにはこのラインがなくて、少し厚底っぽく見えます。僕にとってヴァンズはロープロファイル。ちょっと薄く見えるバランスが好みなので、普通のオーセンティックに軍配が上がります。
ヒールのステッチもプレミアムは補強テープ付きの4本で、それもベーシックの簡素なステッチがヴァンズらしいと感じています。ずっと変わらないものが60年間、評価され続けているというのは、よく考えると大変なこと。新しいものをどんどん打ち出していくほうが、案外簡単かもしれません。オリジナルの魅力的な部分、オーセンティックでいえばこのチープでミニマルなところをヴァンズは理解していて、僕としてもオーセンティックはいつまでもそういう靴であってほしい。
今シーズンはチェッカー柄が新色にラインナップされています。スリッポンやオールドスクールはチェッカーを履いたことがありますが、オーセンティックではまだないので、60周年を機に履いてみたいと思います。普段なら白×黒を選ぶところですが、このブルーのチェッカーが思いのほかよくて。この季節、チノパンに合わせるのもよさそうです」(小澤)
オーセンティックはかつてスタイル #44と呼ばれた、ヴァンズの初めてのシューズ。1966年の誕生以来、耐久性のあるキャンバスアッパーとワッフルパターンのアウトソールで人気を集め、スケートやサーフ、音楽などカルチャーと結び付きながらブランドのシグニチャーとなった。無駄を削ぎ落としたそのシルエットは、“AUTHENTIC(本物)”の名にふさわしい。
ヴァンズ ジャパン カスタマーサポート TEL:0120-994-250
「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。近著に『1995年のエア マックス』(中央公論新書)。スニーカーサイズは28.5㎝。