PUMA × Graphpaper|H-STREET
注目モデルを大人に響くブラウンのワントーンで
「最近、若年層を中心にプーマの薄底スニーカーを履いている人が増えました。そのブームを牽引しているのがスピードキャットや、その流れで復刻されたこのHーストリートです。プーマの人気はレディース優勢でしたが、この春、ジル サンダーがHーストリートをベースにしたK-ストリートをコラボレーションで発表したことで、メンズにもだいぶ響き始めているようです。
ただ、インラインのHーストリートのラインナップを見ると、配色や素材感がやや若々しい印象です。それをグラフペーパーが手がけると、ヴィンテージライクな質感のナイロンアッパーにヌパックを採用し、トレンド感のあるブラウンのトーナルカラーで大人の男性に似合う一足へと着地させてくれる。
プーマが支持されている理由は“薄底がトレンドだから”というというわけではなく、90年代のプーマにはドライビングシューズや陸上スパイクなど、もともと薄底シルエットが多かったということがポイントです。当時流行していた、足を守るバスケットシューズ的なものよりも、ヨーロッパのブランドらしい感覚で、素足に近い接地感や軽さを実現することを得意としていた。
つまりスピード感を体現する靴づくりに長けていたわけです。その頃のアーカイブが今も新鮮に見えるのは、デザインが本質的に優れていたからで、だからこそ“今プーマ”なのだと思います。グラフペーパーのコラボはとても品がよく、大人が自然に取り入れられる仕上がりです」(小澤)
90年代を象徴するランニングスパイクをルーツに、陸上競技のスピリットとストリートカルチャーを融合したH-ストリートをベースに別注。インラインではメッシュのアッパーを、ナイロンとヌバックという異素材のコンビネーションで都会顔に再構築。タンの刺繍ロゴをなくし、グラフペーパーの2026 年秋冬シーズンのキーカラーであるブラウンのワントーンで、スポーティなルーツを受け継ぎながらも、ミニマルで洗練された佇まいへと昇華。
グラフペーパー 東京TEL:03-6381-6171
「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。近著に『1995年のエア マックス』(中央公論新書)。スニーカーサイズは28.5㎝。