2026.02.04
最終更新日:2026.02.04

【差がつくアシックス】共同プロジェクト「イッセイミヤケフット」の第1弾「ハイパー テーピング」【大人がこのスニーカーを買う理由|小澤匡行】

ASICS SportStyle × MIYAKE DESIGN STUDIO|HYPER TAPING

三宅デザイン事務所とアシックスによる共同プロジェクト『イッセイミヤケフット』の第1弾スニーカー『ハイパー テーピング』
スニーカー¥33,000/アシックススポーツスタイル×三宅デザイン事務所(アシックスジャパン カスタマーサポート部)

共同プロジェクト「イッセイミヤケフット」の第1弾

「昨年、パリで発表された三宅デザイン事務所とアシックスによる共同プロジェクト、『イッセイミヤケフット』の第1弾スニーカーが1月5日に発売されました。ミッドソールのないロープロファイルで、モデル名は『ハイパー テーピング』。アシックスのアイコンであるアシックスストライプを、テーピングとして再解釈しています。

アシックスストライプはほかのスポーツブランドのアイコンと同様に、もともとはアッパーの補強やフィット感の向上など機能の一部として考案されました。そういう背景から生まれてきたものを、運動をサポートするテーピングの概念に置き換え、デザインに昇華しているのが実にイッセイミヤケらしい。そういったファッションの視点からとらえた革新性や哲学を楽しめるシューズって貴重だし、何よりもこのデザインが素直にカッコいいと思いました。

テーピングの使い方も巧み

グリーンやグレーといったよりイッセイのイメージが強いカラーもラインナップしている中で、やっぱりUOMO世代にはこのブラックをおすすめします。オールブラックで、レザーやエナメル、メッシュなどアッパーの素材の配し方が際立つし、テーピングの使い方も巧みです。ルメールのストレートスラックスを穿いていたときに試着したのですが、上から見たときの計算された素材の切り替えに感動しました。デザイナーズブランドが関わってこその端正な一足は、まさに大人のためのスニーカーだと思います」(小澤)

レザーやエナメル、メッシュなどアッパーの素材の配し方が際立つ

パリ・ファッションウィークの「アイム メン(IM MEN)」2026年春夏コレクションでお披露目された。アシックスのレスリング用のソールを、タウンで履けるスニーカー構造へと再設計して搭載。新型ラスト(足型)の製作やインソールの開発など、共同プロジェクトだからこそ実現できたクオリティにも注目したい。複雑なデザインをワントーンで洗練させつつ、複数の素材をミックスすることで立体的に魅せる手腕は見事。薄底ながら快適に履けるファッション感度の高い一足だ。

小澤匡行プロフィール画像
エディター
小澤匡行

「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。近著に『1995年のエア マックス』(中央公論新書)。スニーカーサイズは28.5㎝。

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