梅雨に備えて持っておきたいゴアテックスシューズをピックアップ。カラーリングもデザインもバリエーション豊富にセレクトした。
01:Salomon|X ULTRA TRACKER GORE-TEX
ミリタリーカラーも新鮮なハイキングシューズ
サロモンのハイキングシューズとしておなじみの「エックス ウルトラ」シリーズを、よりタフにしたのが、「エックス ウルトラ トラッカー ゴアテックス」。毎日山で過ごすようなアクティビティにも耐える耐久性と堅牢性を備えているのが特徴だ。アッパーの素材には厚みがあり、ステッチも二重、三重に施され強度を高めている。シューホールも上部2つをフックではなくスルータイプにした、きっちり締め上げられるデザイン。
2024FWに登場したこのシリーズは、GORE-TEXを搭載しているからぬかるみなどにも強い。スペックはもちろん、カーキグリーン×ブラウンにオレンジをきかせたミリタリー調の配色にも心が躍る。カジュアルスタイルにアウトドア、ミリタリーのムードを入れたいときにも活躍すること間違いなし。
02:D-VEC|FOGLER GORE-TEX MID
フィッシング由来ならではの「滑らない」靴
D-VEC(ディーベック)はフィッシングブランドのダイワの技術力を、都市生活を快適にするファッションへと昇華するブランド。テックかつ洗練されたデザインが魅力のアパレルはもちろん、スタイリッシュでハイスペックなシューズも近年注目されている。中でもダイワの名作ブーツ「フォグラー」をタウンユースできるハイブリッド仕様にアレンジした「フォグラー ゴアテックス ミッド」は評価が高い。
GORE-TEXを木型に合わせて袋状に加工したGORE-TEXブーティを内蔵。雨や水たまりからの水の浸入を防ぎ、汗を外部へ逃がして靴の中を快適にキープする。ヴィブラム社と共同開発したメガグリップ配合のオリジナルソールを搭載しているので、滑りやすい場所でも圧倒的なグリップ力を発揮してくれる。何よりブラックワントーンのモダンなルックスで合わせやすいのが最高だ。
03:nonnative|DWELLER TRAINER HI COW LEATHER WITH GORE-TEX by SPINGLE
スピングルと共同開発した防水スニーカー
ノンティネティブが定番として展開する「ドゥウェラートレーナー」は、広島で90年以上の歴史を持つハンドメイドスニーカーのファクトリー、スピングルと共同開発したスニーカー。クラシックなハイカットスニーカーのタン部分をファスナーにしたセンタージップのデザインが特徴だ。GORE-TEX仕様にアップデートされ、毎シーズン、素材や加工を変えて登場している。
今シーズンは上質なカウレザーを活かしたクリーンなルックス。センタージップだから脱ぎ履きしやすく、ヒールラベルのロゴがソールと同色のエンボス加工でブランド名が目立たないのも好印象。スピングルが得意とするヴァルカナイズ製法でつくられ、見た目のローテクさとは裏腹に履き心地が快適なのもシグニチャーモデルとして愛される理由。
04:MONCLER|TRAILGRIP GTX
シーズンカラーをまとった定番トレイルシューズ
モンクレールの定番シューズとして2022年秋から展開されているトレイルグリップ GTX。タフなトレッドが目を引くヴィブラムメガグリップソールとしなやかなEVAミッドソールのユニットは固定ながら、アッパーのデザインは毎シーズン、ディテールや素材を変えて登場する。今シーズンはラバーのマッドガードが外周を覆い、リップストップアッパーを大胆に包み込むデザイン。
ファッションシューズのように見えるが、撥水性ナイロンアッパー&GORE-TEX仕様とアウトドアのトレーニングに適した機能を搭載した本格的なトレイルシューズになっている。モンクレールは2021年にナイキ出身のジーノ・フィサノッティがチーフ・ブランド・オフィサーに就任してから、シューズコレクションにも注力。今季のトレイルグリップ GTXの中でも、ブランドのシーズンビジュアルで打ち出されているベージュは、着こなしの鮮度を上げてくれるカラーだ。
05:MERRELL|SPEED ARC MATIS GORE-TEX
デザインも未来的な次世代ハイキングシューズ
「世界最高のハイキングシューズを生み出す」ことを掲げて1981年に創業したメレル。今年3月に発売されたスピード アーク マティス ゴアテックスは、創設者のひとり、クラーク・マティス(クロスカントリースキーのオリピアンとしても活躍)の名を冠した新作で、メレル史上最高に革新的なファストハイキングシューズになっている。
目を引くのはマシュマロのようなフォルムの、アッパーからはみ出すミッドソール。フロートプロ ™フォームを2段構造で採用し、その間にナイロンのフレックスプレート™を入れたハイテクシューズで、どこか近未来的なムードを携える。軽量で通気性に優れたメッシュアッパーはGORE-TEXメンブレンを搭載し、アウトソールは独特なラグパターンのヴィブラム メガグリップと全方向抜かりがない。 “パフォーマンス性”と”スタイル”を両立した感度の高い一足だ。
06:HOKA®|KAHA 3 LOW GTX
本格的ハイカーシューズのフィット感が向上
カハはホカ®の本格的ハイカーシューズとして2019年に登場した。カハ 3 ロー GTXはその第三世代のローカット版で、GORETEX Invisible Fitテクノロジーとリサイクル素材など環境に配慮した素材でアップデートされている。GORETEX Invisible Fitテクノロジーは通常のGORE-TEXフットウェアよりも空気の隙間がなくなって、フィット感と速乾性が向上しているのが特徴。
耐久性に優れたトゥキャップや圧迫感をやわらげる履き口のヒールカラー(ネオプレンのようなストレッチ素材)、ヴィブラムメガグリップソールとハイスペックな仕様。その機能にも増してアッパーの等高線のような素材のレイヤーや、テック感強めの厚底に惹かれる。防水ヌバックレザーにデボス加工されたロゴが控えめなデザインも好印象。アウトドアでも街でもソリッドな足元を演出する。
07:THE NORTH FACE|TNF Rain Low GORE-TEX
軽量かつコンパクトな防水ジップブーツ
昨年登場して話題になったTNF レイン ブーツ ゴアテックスのローカットバージョンが今シーズン、新作として登場。ヒールのファスナーでラクに着脱できるシンプル&ミニマルなレインブーツをローカットにすることで、着用シーンやコーディネート幅を広げた。
このシリーズはアメリカのハネウェル社が開発した超高強度素材のスペクトラリップストップナイロンをアッパーに採用することで、コンパクトに収納できるのが特徴。持ち運びに便利だからキャンプやフェスなどにも最適だ。高性能のヴィブラム モントのラバーコンパウンドソールはグリップ力も抜群で、悪天候時のアウトドアフィールドでも安心。コーディネートにテックなムードが欲しいときにも重宝する。
08:CONVERSE|ONE STAR GORE-TEX
名品がトリプルブラックのGORE-TEX仕様で登場
クラシックな名品スニーカーのGORE-TEX仕様ほどありがたいものはない。それがトリプルブラックとなれば、汎用性がさらに高まりぜひともワードローブに加えたいところ。ワンスター ゴアテックスは、まさにそんな一足だ。ヴィンテージ好きからスニーカーファンまでを虜にしているワンスターは、1974年から1975年のわずか2年間だけ生産されたコンバースの幻のバッシュ。そのトリプルブラックが今シーズン、GORE-TEX仕様で登場した。
アッパーにはスエードを使用し、ヒールのGORE-TEXのロゴタブ以外はALL★STARのヒールパッチに至るまでオールブラック。シュータンとアッパーを一体化したガセットタンで雨の浸入などを防ぎ、雨の日の実用性にも配慮している点が見事だ。スマートカジュアルからモードまで幅広いコーディネートに合わせられる。
サロモン コールセンター TEL:050-1720-4849
グローブライド TEL:0120-506-204
ノンネイティブ ショップ TEL:03-5990-4720
モンクレール ジャパン TEL:0120-938-795
丸紅コンシューマーブランズ TEL:03-6838-9677
デッカーズジャパン TEL:0120-710-844
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