黒スニーカーは何足持っていても損はない。ここでピックアップした10型はどれも1万円台以下。気軽に買えるのにデザイン性にも履き心地にも優れており、コスパの高さは抜群だ。
01:NIKE SPORTSWEAR|NIKE P-6000 SUEDE
名品を彷彿とさせるY2Kスタイルが今また新鮮
2019年にデビューした「ナイキ P-6000」は、ナイキを代表するランニングシューズ、ナイキペガサス 25とナイキ ペガサス 2006がベース。歴代のペガサスをミックスし、2000年代初頭のランニングスタイルを現代的にアレンジした。アッパーの両サイドに放射状に広がる縦ラインとソールに沿って重なる横ラインは、「エア マックス 95」を思わせる造形。
オープンメッシュがモダンなアッパーは、レザー、テキスタイル、スエードを組み合わせ、耐久性の高いレイヤードスタイルに。機能としての素材の重なりが、ファッション性を高めている点も魅力だ。ブラックを基調とした新色は、アンスラサイト/クロム/メタリックシルバーのグラデーションが、着こなしのアクセントとしても映える。
ナイキの共同創設者として知られるビル・バウワーマンのコーチとしての偉業を称えるコレクション「Bowermanシリーズ」のアイテムとして、シュータンには刺繡テープのあしらいが。フォームクッショニングにより、履き心地も抜群に快適。
02:Last Resort AB|VM001-MID
初代モデルのミッドカット版が王道カラーで登場
「VM005 ローファー」や「VM006 モックトゥシューズ」のヒットが記憶に新しいラストリゾートAB。2025年11月に登場した最新モデルは、初代モデル「VM001」のミッドカットシューズだ。上質なカウスエードにヴァルカナイズ製法で取り付けられたソールはそのままに、ミッドカットのレングスで鮮度を上げた。ハイカットに比べて履きやすく、ローカットとはひと味違うブーツライクなルックスがコーディネートの幅を広げる。
オーソドックスなブラックアッパーにホワイトのフォクシングテープのカラーウェイは、ブランド設立当初から途絶えることなくラインナップされ、現在も高い人気をキープ。独自開発の「CLOUDY CUSH」インソールを内蔵し、軽快な履き心地にも定評がある。インディペンデントなスケートシューズブランドでありながら、スウェーデンらしい品のよさを備え、ファッション感度の高い層からも支持されるラストリゾートAB。新型スニーカーで、その実力を体感してほしい。
03:PUMA|KING INDOOR ICONS
現代的に復活した名品をよりファッショナブルに
「キング」は1966 FIFAワールドカップで得点王に輝いた、エウゼビオの功績を称え誕生したサッカーブーツ。以後レジェンドたちに愛され、プーマが1998年にライフスタイル分野に進出した際、ジル サンダーがコラボレーションモデルとして選んだことでも話題を呼んだ。翌1999年に「キング インドア」が誕生し、インドアプレイヤーだけでなく、ストリートでも支持を集める。そんなプーマのアイコンモデルが、2025年に現代的な解釈で復活。
最新の「キング インドア アイコン」は、「キング インドア」をより洗練させたモデル。サイドのフォームストリップを排し、アッパーやシュータンに入るKINGのロゴやプーマキャットはすべてデボス加工でひかえめに表現。シュータンは取り外し可能で、外せばアノニマスなスニーカーとしても楽しめる。FIFAワールドカップイヤーの今年、大人が選ぶ一足として最適な「キング」の進化形だ。
04:MERRELL|RELAY WEB SE
MERRELL 1TRLのエッジーな最新モデル
アウトドアシーンのみならず、ファッションシーンでも存在感を増すメレル。その背景には、2020年に始動したグローバルプレミアムコレクション「MERRELL 1TRL(ワンティーアールエル)」の影響がある。ブランドのアーカイブを再解釈しハイエンドへと昇華することで、現代のファッションカルチャーに新たな視点を提示してきた。2026SSモデルとして2月に発売された「リレイ ウェブ エスイー(スペシャルエディション)」も、メレルのイニシャル「M」をグラフィカルに配した薄底シルエットに目を奪われる。
このフォルムは、2000年代のSprintシリーズを復活させたもの。トラックスタイルと現代のトレイル感覚を融合させて、ファッション感度の高い一足へと再構築している。ロープロファイルデザイン、アシンメトリーなシューレースクロージャーなど、モダンなスニーカーの要素を絶妙なバランスで取り入れ、プレミアムなフルグレインレザーのアッパーでラグジュアリーなルックスに。薄底ながら履き心地は快適で、ヒールを包み込むラバーアウトソールが優れたグリップ力を発揮。「それどこの?」と聞かれること必至だ。
05:KEEN|JASPER SPLIT
カットオフ加工のキャンバスアッパーが新鮮
「ジャスパー」はクライミングシューズとコンフォートシューズを融合した、キーンの定番アウトドアスニーカー。スエードアッパーでおなじみだが、2026年春夏はキャンバス生地にカットオフ加工を施したグランジムードの新作が登場。あえてブラックのワントーンでまとめたストイックな佇まいが印象的だ。履くほどに糸がほどけ、表情がゆっくりと変わっていくのも魅力。
最近のスニーカーシーンでは、つま先までシューレースが通ったクライミングシューズスタイルがトレンド。一方ファッションシーンでは、グランジテイストが再び脚光を浴びている。その両方の空気を軽やかに取り込んだ「ジャスパー スプリット」を足元に取り入れれば、スタイリングがモダンに更新できる。
06:Reebok|WORKOUT PLUS
80年代のヘリテージモデルが待望のリローンチ
1986年に誕生したリーボックの「ワークアウト」は、80年代のフィットネスブームを牽引したスニーカー。履きやすさとグリップ力の高さから、スケーターシーンでも支持を集め、2010年代にはロンドン発のスケートレーベル、パレスがピックアップしてコラボレーションモデルも登場した。「ワークアウト プラス」は、1990年代にラインナップされたアップデート版だ。
このモデルを象徴するのがホールド感を高める“H-ストラップ”と、露出したEVAミッドソールを備える独自の“ツインカップソール”。2026年春夏のリローンチでは、プレミアムなスエードレザーと半透明のソールの洗練されたコンビネーションがお目見え。パターン比率がモダンに刷新される一方、オーセンティックなテリーライニングやヴィンテージ仕様のソックライナーによって、履き心地をさらに快適に押し上げた。あえてホワイトで存在感を消したロゴにも遊び心を感じる一足。
07:adidas Originals|SUPERSTAR II
ファットシューレース&金ベロ採用の新作
1969年にバスケットボールシューズとして誕生し、独特のシェルトゥ(ラバーのプロテクター)の仕様で当時のNBAを席巻した名品。現行モデルの「スーパースターⅡ」はスリーストライプスに沿って「SUPERSTAR」のプリントが入るようになった1970年代の2代目をベースにしたデザインだ。2月27日からグローバルキャンペーンが展開されているこの新作は、日本のアイコンとして登場した藤井 風が履いていることでも話題。
ソフトなレザーアッパーで履き心地は抜群。スケーターシューズを思わせるファットなシューレースと、90年代の「スーパースター」を象徴するゴールドのトレフォイルロゴがシュータンだけでなくヒールにも施され、どこかストリートな空気感をまとう。シューホール最上部にだけメタル素材のゴールドアイレットをあしらうことで、気品ある佇まいに昇華している点も見逃せない。
ゴールドのトレフォイル型キーチェーンが付属しているので、スニーカーに付けてヒップホップなムードを添えてもいい。クラシックでありながら半世紀を経てなお新鮮さを失わない、その表情に改めて魅了される。
08:VANS|AUTHENTIC GORE
原点ともいえる初代モデルのゴア仕様
ヴァンズの初代モデルとして1966年に誕生した「オーセンティック」。カリフォルニア州のアナハイムで、ポール・ヴァン・ドーレンとジム・ヴァン・ドーレンのヴァンズ兄弟が、ヴァン・ドーレン・ラバー社を設し、会社の敷地内でスニーカーを製造。ワッフルのように型に流し込んでつくるラバーソールの高いグリップ力が地元のスケーターの間で評判となり、やがてシーンを代表するスケーターシューズへと成長していく。
誕生した当初はモデル名がなく、スタイル#44として販売されていたが、後に “AUTHENTIC(本物)”と呼ばれるようになり、ブランドのシグニチャーとして今年、60周年を迎える。「オーセンティック ゴア」はシューレースなしで履ける今シーズンの新作。シュータンの両サイドにゴア(ゴム)を配し、スリッポンスタイルにアレンジしている。
過去にもゴア仕様は何度がリリースされているが、ここまで“オーセンティック”な素顔を残したモデルは珍しい。60周年らしくソールの上部にラインがない、初期型の意匠を採用している点にも注目。ストリートにもベーシックにも振れる、ミニマルな仕上がりが魅力だ。
09:CONVERSE|ONE STAR SK / HEEL COLLECTIVE
東京スケートボードクルーとのコラボモデル
コンバースのスケートボーディングラインから、東京を拠点とするスケートボードクルー、「ヒール コレクティブ」とのコラボレーションモデルが登場。ブラックモノクロームのクールなスエードアッパーにフェンス柄の型押し加工を施し、「ヒール コレクティブ」のタフ&ラフな世界観を表現した。ヒールパッチまでブラックで統一したトリプルブラックながら、ホワイトステッチが軽やかなアクセントとなり、ストリートムードを引き立てる。
履き心地に定評のあるスケートボード専用高機能カップインソール、「リアクト エスケー(REACT SK)」を採用。オーリーでスエードが摩耗すると下地のキャンバスが現れる経年変化のギミックも仕込まれている。ホワイトのスペアシューレースが付属し、2トーンの表情も楽しめる仕様。ヴィンテージ好きにもファンの多いワンスターは、永久定番としての汎用性の高さも魅力。スケーターならずとも、手に入れたい一足だ。
10:CONVERSE|ALL STAR COUPE BG LOAFER
革靴ライクなヌバックのローファースニーカー
「クップ」はドレッシーなカップソール構造を使用した、ヨーロピアンテイストのオールスター。コンバースの中でも革靴ライクなデザインが多いプレミアムなスニーカーとして、一目置かれている。2026年春夏は好評のローファータイプに、ブローグ(穴飾り)を取り入れたクラシックなデザインが登場。サドル部分には細身のパターンを採用し、すっきりとした印象に仕上げた。
ヌバック素材をチョイスすることで、オールブラックを軽やかに演出。ヒールパートにクップカーブロゴの型押しがさりげなく施され、ほどよいアクセントに。今シーズンこそローファースニーカーに挑戦したいと思っている人はもちろん、2足目を検討している人も、ぜひ手に取ってほしい。
ナイキ カスタマーサービス TEL:0120-6453-77
サンプルデリカ info@sampledelica.com
プーマ お客様サービス TEL:0120-125-150
丸紅コンシューマーブランズ TEL:03-6838-9677
キーン・ジャパン
リーボック
アディダスコールセンター TEL:03-6732-5461
ヴァンズ ジャパン カスタマーサポート TEL:0120-994-250
コンバースインフォメーションセンター TEL: 0120-819-217





























