2026.02.19
最終更新日:2026.02.19

【差がつく大人の黒スニーカー】注目はジャックパーセルの「ローファースニーカー」。買うべき新作4選

汎用性抜群の黒スニーカーは、何足あっても困らないもの。ここでは、東京スニーカー氏ことエディターの小澤匡行さんがも注目する、個性的かつ大人の着こなしに似合うアイテムをピックアップした。

01:ASICS SportStyle × MIYAKE DESIGN STUDIO|HYPER TAPING

ASICS SportStyle × MIYAKE DESIGN STUDIO|HYPER TAPING
スニーカー¥33,000/アシックススポーツスタイル×三宅デザイン事務所(アシックスジャパン カスタマーサポート部)
ASICS SportStyle × MIYAKE DESIGN STUDIO|HYPER TAPING
ASICS SportStyle × MIYAKE DESIGN STUDIO|HYPER TAPING

共同プロジェクト「イッセイミヤケフット」の第1弾

「昨年、パリで発表された三宅デザイン事務所とアシックスによる共同プロジェクト、『イッセイミヤケフット』の第1弾スニーカーが1月5日に発売されました。ミッドソールのないロープロファイルで、モデル名は『ハイパー テーピング』。アシックスのアイコンであるアシックスストライプを、テーピングとして再解釈しています。

アシックスストライプはほかのスポーツブランドのアイコンと同様に、もともとはアッパーの補強やフィット感の向上など機能の一部として考案されました。そういう背景から生まれてきたものを、運動をサポートするテーピングの概念に置き換え、デザインに昇華しているのが実にイッセイミヤケらしい。そういったファッションの視点からとらえた革新性や哲学を楽しめるシューズって貴重だし、何よりもこのデザインが素直にカッコいいと思いました。

グリーンやグレーといったよりイッセイのイメージが強いカラーもラインナップしている中で、やっぱりUOMO世代にはこのブラックをおすすめします。オールブラックで、レザーやエナメル、メッシュなどアッパーの素材の配し方が際立つし、テーピングの使い方も巧みです。ルメールのストレートスラックスを穿いていたときに試着したのですが、上から見たときの計算された素材の切り替えに感動しました。デザイナーズブランドが関わってこその端正な一足は、まさに大人のためのスニーカーだと思います」(小澤)

02:CONVERSE|JACK PURCELL 1935 LOAFER

CONVERSE|JACK PURCELL 1935 LOAFER
スニーカー¥22,000/コンバース(コンバースインフォメンションセンター)
CONVERSE|JACK PURCELL 1935 LOAFER
CONVERSE|JACK PURCELL 1935 LOAFER

レザーアッパーの販路限定ローファースニーカー

「昨年ローンチした『ジャックパーセル1935』ラインの新作ローファー。このラインはジャックパーセルを再解釈し、革靴っぽいインソール構造を採用しているのがユニークで、ミッドソールにはしっかりシャンクを内蔵しています。70年代のディテールを用いながら現代的なアップデートを施し、レガシーを尊重しつつ、あくまで今の時代に履きやすいスニーカーをつくっている。

1月に発売されたこのローファーは、アッパーにしっかりと重厚なレザーを用いた端正な佇まいに加え、ソールにも重みがあって、僕が体感した限りでは、履き心地もほぼ革靴でした。いくらトゥのモカ部分を手縫いにして洗練した革靴風に仕上げても、地面とのクッショニングがやわらかいとスニーカーになってしまうのですが、そんな甘さもなく、緻密で丁寧につくられている感じが伝わってきます。

「爪先にスマイルのアイコンがあってこそのジャックパーセルなのに、それを同色にしているあたりにも革靴としての見え方へのこだわりや攻めの姿勢を感じます。ローファースニーカーは大人気で、いろいろなブランドから出ていますが、ここまで大人っぽく、かつ上質なモデルは希少です。ぜひチェックしてほしいです」(小澤)

03:DC Shoes|DC ASCEND

DC Shoes|DC ASCEND
スニーカー¥ 14,080/ DCシューズ
DC Shoes|DC ASCEND
DC Shoes|DC ASCEND

大人が楽しめるちょうどいい“現代解釈”仕様

「スニーカーは薄底ブームが継続中ではありますが、こういうときこそ逆転の発想で、ボリューム系の中にこそ面白いものがある気がして探したくなります。DCシューズを久しぶりに見たら、OGモデルをアップデートした、懐かしさと今の気分がほどよくミックスされた新作を発見しました。

僕は昨今のスケートカルチャーに明るくはありませんが、今回紹介するDC アセンドのベースになったトゥルース OGのことはよく覚えています。DC アセンドは90年代後半のエクストリーム系まではいかないボリューム感や、あの時代特有の装飾的なOGのデザインを、人気のランニングシューズのようなスタイルに落とし込んでいるのが面白いなと。

アメリカに1年ほど住んでいた頃、僕はスケボーショップで約半年インターンをしていて、たくさんのDCシューズを見ていました。当時は、TPUパーツに色を使ったモデルが人気で、それこそオールブラックなんて全然売れていなかったんですよね。でも今、こうしてDCシューズらしいデザインをオールブラックで見ると新鮮で、当時の思い出がいい方向に補正され、洋服に合わせやすそうだなと感じています。

50歳も近くなって、スケボーもしないのに、あの頃のスケートシューズ感を求めるのもどうかと思うので(笑)、DCアセンドくらいの“現代解釈”仕様はちょうどよさそうです。久々にDCシューズを懐かしんでみたいという気持ちになりました」(小澤)

04:Last Resort AB|VM006-MOC PONY HAIR

Last Resort AB|VM006-MOC PONY HAIR
スニーカー¥22,000/ラストリゾートエービー(サンプルデリカ)
Last Resort AB|VM006-MOC PONY HAIR
Last Resort AB|VM006-MOC PONY HAIR

ポニーヘアを使用した特別な新作モックトゥ

「今年1年、本当によく履いたラストリゾートエービーのモカシンシューズ。タッセルローファーとともに、ブラックスエードのものをヘビーユースしていました。そろそろ買い換えなければと思っていたら、ポニーヘアの新作が発売に。いわゆるヘアカーフ風ですがギラついている感じもなく、ちょうどいい温度感だったのでさっそく入手しました。

このスニーカーの魅力はスニーカーらしからぬ落ち着いたルックスと履き心地のよさに尽きるなと。革靴ほどかっちりしすぎない絶妙な品のよさとちょうどよいクッショニングのおかげで、出張でもよく履きました。結局オーバースペックなものよりも、このぐらいの実用的なスペックが一番いいんですよね。

よく見るとモカ縫い部分にスエードがあしらわれているさりげないデザインも好み。このシューズは何にでも合うのですが、品のいいスラックスとかよりも、ゆるさのあるブラックジーンズやスウェット上下のような少し気の抜けた服装に合わせると真価を発揮してくれます」(小澤)

小澤匡行プロフィール画像
エディター
小澤匡行

「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。近著に『1995年のエア マックス』(中央公論新書)。スニーカーサイズは28.5㎝。

アシックスジャパン カスタマーサポート部
コンバースインフォメーションセンター TEL: 0120-819-217
ボードライダーズジャパン
サンプルデリカ 

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