2025.01.26
最終更新日:2025.01.26

【プロゴルファーHIKARU】第13話「プロ選手は音さえ置き去りに...の巻」【UOMOマンガ】

プロゴルファー!  HIKARU
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PGA TOURトーナメント ZOZO CHAMPIONSHIP

2024年で6年目となるPGAツアー登録大会。マスターズや全米オープンといった4大大会もこのツアーに含まれている、言わずと知れた最も有名なトーナメントの一つだ。ちなみに’19年の第1回大会ではタイガー・ウッズが優勝した。

 この夏の激戦を覚えているだろうか。パリオリンピックにて日本人初となるメダルに輝いた松山英樹。最終組18番ホールまで結果がわからず中継に釘づけになった人も多いはず。僕もその一人(というか全日ほぼフルで視聴した)。同じホールを4日回ってそんなギリギリの争いであることに驚き、プロ大会に興味津々。ゴルフ観戦熱が高まったおりにZOZOチャンピオンシップのポスターを見かけ、気づけば大会最終日にアコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブへ向かっていた。

 賞金総額はなんと850万ドル(約13億円※)。松山英樹、石川遼、’24年全米プロ&全英オープンの覇者ザンダー・シャウフェレといった名だたるプロたち78名が出場する。まず驚いたのはコースの美しさと広さ。505ヤードのパー4に、608ヤードのパー5。自分だったら何打費やすんだ…とビビってしまうロングコースがチラホラ。そんな鬼難易度のコースをたやすく規定打以下で回る選手はまさに鉄人だ。彼らのティーショットを眼下で見たときの興奮たるや。飛ばし屋ゲーリー・ウッドランドのスイングが爆速すぎて、音を置き去りにしたのかと思った。

 8時からいるのに気づけばもう夕方。試合は激戦で最終組の18番ホールまでわからないからゴルフは面白い。最後のカップイン、優勝したニコ・エチャバリアの恋人とのハグまで見届けて観戦終了。お祭り感覚で楽しむもよし、推し選手についていくもよし。一日エンジョイできるゴルフ観戦は最高の体験でした。

※1ドル155円として換算。

【プロゴルファーHIKARU】第13話「プロ選手は音さえ置き去りに...の巻」【UOMOマンガ】
イラストレーター/マンガ家
室木おすし

1979年生まれの三児の父。ペンネームである「おすし」は、寿司屋でのアルバイト経験から。単行本『悲しみゴリラ川柳』『貴重な棒を持つネコ』『君たちが大人であるのと同じく』発売中。UOMOでは『プロサウナーSHOWの熱波に焦がれて…』『プロテイナーYUSUKE』に続き『プロゴルファーHIKARU』を連載。

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