長く着られるクラシカルな服を
自分らしいスタイルで
ソウルで開催したUOMOの試着フェス®に参加してくれたイ・ハヌルさん。インフルエンサーとしても知られ、韓国のメンズファッションシーンでは欠かせない存在だ。その彼に自身のファッション遍歴を聞いてみた。
「母が洋服店を営んでいて、その姿に憧れて服が好きになりました。学生の頃はやみくもにトレンドを追いかけるだけでしたが、20代前半に兵役を終えてから、アイビーやミリタリーなどアメカジにのめり込むように。日本やヨーロッパのブランドにも惹かれていきました。普段は昔の映画などで当時のスタイルに触れつつ、SNSで世界のリアルタイムな情報も参考にしています。最近はランニングが趣味で、スポーツウェアをクラシックな服にミックスするのが気分。自分らしい着こなしを楽しんでいます」
所有している大量の帽子や靴のこと、好きな韓国ブランドも教えてもらった。
「帽子は約200個、靴は100足くらい。よく履くのはティンバーランドのスリーアイ ボートシューズ、オールデンの990などクラシカルな革靴とスニーカーです。韓国ブランドでは、ヴィンテージをベースに現代的な服を作るジャックフォートが好きですね。代表がテーラー出身で素材やパターンの理解度が高く刺激をもらえるんです。僕も『ジイク ソチョン ハウス』というコンテンポラリーカジュアルを扱う店を運営しています。ぜひ遊びに来てください」
Snap
ヴィンテージのジャケットは首元からスカーフをのぞかせて上品に。
秋口は茶系に白を一点投入しクリーンに。
ソウルで開催された試着フェス®で、ニートの西野大士さんと。
インフルエンサーでビジネスパートナーでもあるガールフレンドと。SNS写真の多くは彼女が担当。
Closet
トラッドやミリタリー、ワークが好きなハヌルさんのクロゼット。ベーシックなアイテムを中心にしつつ、ポイント使いできるカラーアイテムも目立つ。最近オーダーメイドしたというサックスーツやジャケットは、専用の別クロゼットで収納している。状態を保つために除湿剤も欠かさない。
Jacket
Shoes
Suit
Cap