「仕事のためにも趣味の時間を一層大切にするようになった」と語る藤ヶ谷さん。撮影時はレッスンプロによる1時間の指導に熱中。再びゴルフにハマったきっかけと、その魅力を語る。
この年でやっと肩の力を抜いてゴルフを楽しめるようになった
ゴルフは30歳くらいの頃に周りに誘われて始めました。とはいえラウンドで迷惑をかけないために練習する程度で、あまり積極的じゃなかったこともあり離れてしまいました。でも30代半ばを過ぎて、またゴルフを一から始めたいと思うようになったんです。
きっかけは去年の夏、弟とハワイに行った際、ひょんなことから（笑福亭）鶴瓶さんとラウンドをご一緒したこと。6年ぶりのゴルフでしたが、ゆっくり話しながら回る時間が本当に楽しかった。これを機にまた火がついて、少しずつ練習やコースに行くように。そんなタイミングで取材のお話をいただいたので驚きました（笑）。今年の春にLAに行ったときも打ちっぱなしに行って、ラウンドも回りました。旅にゴルフを組み込んだところ、今までの観光だけの旅行とは別の体験になって、すごくいいリフレッシュになったんです。
あらためて思うのは、趣味や新たな経験が思っていた以上に大切だということ。仕事に夢中だった20代も楽しかったですが、30半ばを過ぎてプライベートも充実させるようになると、それが人間的な深みにつながるなど仕事にもよい影響があることを感じます。ゴルフは郊外に行くので日帰り旅行感覚で息抜きにもなるし、競技として難しいからこそ頭も使って、練習にも熱中できるんです。今日1時間ほどレッスンを受けて直すべきフォームを理解できました。技術はまだまだですが、一つずつ改善していくのが楽しくて、ラウンドよりも今は打ちっぱなしに通いたいですね（笑）。
クラブセットはフィッティングの末、キャロウェイの最新モデル・エリート Xシリーズに。Aiフェースを採用しスライス回転を抑えるヘッドに、自分に合った硬さと長さのシャフトをセット。「スライスしにくいクラブで右に飛んだら、自分の打ち方が悪いと自覚できる。いい道具を先に揃えて逃げられない状況にしました（笑）」。私物のグローブは、ゴルフ再燃のきっかけになったハワイのホノルル・カントリー・クラブで購入。
1987年神奈川県生まれ。Kis-My-Ft2のメンバーとして2011年デビュー。映画『傲慢と善良』、ドラマ『ハマる男に蹴りたい女』にて主演。Kis-My-Ft2として11枚目のアルバム『MAGFACT』を今年5月にリリース、オリコン週間アルバムランキング1位に。
