業界きってのモンベル好きとして知られるスタイリスト、片貝俊さんが、夏フェスやキャンプで大活躍すること間違いなしの優秀小物を厳選して紹介。愛に溢れたレコメンドコメントとともにお届けします。
01:トレッキング サンブロック アンブレラ 55
夏の大人は自分だけの日陰を持ち歩く
「折りたたみ傘はぜんぶで3本持っていて、雨用が2本に、日傘が1本。日傘は真夏、“日陰をつくりたいとき”に使うんです。日焼け対策というより、単純に強い日差しが苦手で。ロケの現場だと、影がひとつあるだけで体感温度がまったく違う。とにかく軽くて細いから、バッグのサイドポケットにすっと収まる。“壊れても直してくれる”という誠実なつくりも含めて、結局これを選んでしまうんですよね」(スタイリスト片貝俊)
炎天下の熱中症対策として開発されたトレッキング用の日傘。表面にポリウレタンのシルバーカラーコーティングを施し、日差しを反射して遮熱。裏面は黒で光を吸収し、視界を確保する。UPF50+、紫外線遮へい率99%以上という遮光性能を、わずか200gの軽量ボディに収めた。親骨はカーボン繊維強化樹脂の8本骨、折りたたみ時25cmと携帯性も高い。強い日差しの下に、自分の影をひとつ持つ。それは大人の夏の、ささやかな贅沢だ。
02:ロールアップ クーラーバッグ 10L
潔いフォルムには理由がある
「今までは、いわゆるボックス型のクーラーボックスを使っていたんです。でもこれは、見た目以上に保冷力がある。しかもバッグみたいに持ち運べて、使わないときは畳めるんですよね。機能的なのはもちろんなんですけど、道具としての形もすごくいい。気負わず持ち歩けるところが気に入っています」(スタイリスト片貝俊)
保冷の要は、断熱材のEVAとエアクッション。さらに全接合部をウエルダー加工(熱溶着)で仕上げ、縫い目をなくすことで気密性を高めている。だから冷気が逃げにくく、内側を洗うのも簡単だ。表地は丈夫なPVCターポリン。容量10Lは2Lのペットボトルが4本収まり、開閉はくるくると巻くだけのロールアップ式。重量706g、サイズは高さ38×幅28×奥行き21cm。機能をひとつずつ磨いた先に、この潔いフォルムがある。
03:クーラーボックス 4.0L
手のひらサイズの本格保冷
「“クーラーボックス”という響きから想像する大げさな感じが、これには全然ない。手のひらに載るサイズで、夏のちょっとした外出にすっと連れ出せるんです。僕は飲み物以外を持ち歩くのにも使っているんですけど、用途を限定しない感じも好きで。ラフな見た目なのに、頼りになる。そういう“気の利く小ささ”に、いつも惹かれてしまうんですよね」(スタイリスト片貝俊)
コンパクトだが保冷力は本格的なソフトクーラー。表地は210デニールのダブルリップストップナイロン、裏地はアルミラミネートフィルムとPEスポンジの重ね構造で、冷気をしっかり抱え込む。容量4.0Lは350mL缶なら6本、500mLペットボトルなら4本。内側のメッシュポケットに保冷剤を仕込めば、冷え方はさらに安定する。重量120g、サイズは高さ13×幅21×奥行き15cm。使うたびに、このサイズがちょうどよく思えてくる。
04:日本手ぬぐい ライチョウと山男
首元は手ぬぐい、くらいがちょうどいい
「これ、首に巻いてスカーフ代わりにするのがおすすめ。スカーフって、おじさんがやるとちょっと気恥ずかしいじゃないですか。でも、これなら普通に巻ける。畦地梅太郎さんの版画もすごくよくて、首元に柄が少し入るだけで着こなしが締まるんです。もちろん汗も拭けるし、そのまま銭湯にも持っていける。実用品なのに、ちゃんとおしゃれにも使える。その感じが好きなんですよね」(スタイリスト片貝俊)
伝統の染色技法「注染」で染め上げた、純綿の手ぬぐい。図柄は「山の版画家」と称された畦地梅太郎の「ライチョウと山男」。表裏に濃淡がなく、洗うほどに風合いがやわらいでいく。サイズは100×35cm。綿ならではの吸湿性と速乾性で、汗を拭くにも食器を拭くにも、銭湯のお供にも。
05:フォームクッション
748円で、この快適さ
「これ、便利です。芝生でもスタジアムでも、さっと開いて座れて、ペコっとたたんでしまえる。適度なクッション性もあって、撮影の合間に敷いて座るだけで全然ちがうんです。しかも748円ですよ? どこかのお弁当よりも安い」(スタイリスト片貝俊)
折り畳んで持ち歩ける、ポリエチレンフォーム製の軽量クッション。広げれば長さ26×幅33×厚さ1.0cm、たためば長さ26×幅8×厚さ3.5cmとコンパクトになる。重量はわずか38g。休憩時の座布団に、岩場で機材を置くパッドに、キャンプのシートに。カラーはブルーとワインレッドの2色。素っ気ないほど簡素なのに、一度使うと手放せなくなる。
06:H.C.マルチラジオ
しまわない防災ラジオ
「いま一番気になっているのがこのラジオです。防災を意識するようになってから、こういう一台が家にあると安心だなと思っていて。手回しでもソーラーでも充電できて、スマホに給電もできる。それだけの機能が、このサイズに収まっているのがおもしろいですよね。デザインもうるさくないから、普段から見えるところに置いておける。いざというときに必要なものほど、しまい込まなくていい存在であってほしい。次に買うなら、これだと思っています」(スタイリスト片貝俊)
アウトドアと防災、ふたつの視点からつくられたマルチラジオ。FM/AM/ワイドFM/短波放送に対応し、情報収集の手段を確保しながら、LEDライトやアラーム機能、モバイル機器への給電機能も備える。USB充電に加え、手回しハンドルとソーラーパネルからも充電可能。電源が確保できない状況でも使える設計は、山のためにつくられたモンベルらしい発想だ。サイズは13.3×6.3×4.8cm、重量236g。棚やデスクの片隅に置かれていても違和感がなく、気づけば暮らしの風景になじんでいる。
雑誌やカタログ、広告など幅広いメディアで活動中。モンベル愛用歴は10年以上。気に入ったものはまとめ買いする性分のため、気づけばポーチも傘もダウンもモンベルだらけに。
モンベル・カスタマー・サービス TEL:06-6536-5740

















