2023.04.07

【ビニール傘はもうやめた】エディター愛用。雨でもおしゃれに過ごせる「こだわり傘」3選

春雨に梅雨と雨に降られることが多くなるこれからの季節。手に入れておきたいのが、大人の着こなしにもマッチする上質な傘。本当に良いものを選べば、雨の日だって楽しく過ごせる。UOMOエディターが選んだアイテムを参考に、お気に入りの1本を見つけてほしい。

【ビニール傘はもうやめた】エディター愛用の画像_1

01:Koumori Umbrella for ARTS&SCIENCEのアンブレラ

【ビニール傘はもうやめた】エディター愛用の画像_2
シャフトに樫材、金属部に真鍮を用いたクラシックなたたずまい。日本製なのもいい。うまいんだか、うまくないんだかよくわからないブランドネーム(コウモリ傘=コウモリアンブレラ)も好みだ。 これはアーツ&サイエンス別注によるもの。傘地にブランドネームが織り込まれたディテールも気がきいている。白状すると実は「二代目」。初代のネイビーは数年間大事に使っていたけれど、結局どこかに置き忘れてしまった。だから「いい傘を買えば置き忘れしなくなる」については懐疑的。 でもシンプルに好きだし、広げた瞬間はいつも気持ちいい。それで十分だと思う。 UOMO副編集長 吉﨑

02:FOX UMBRELLASの晴雨兼用傘

【ビニール傘はもうやめた】エディター愛用の画像_3
観測史上、最速で猛暑日を記録した今年の夏、ついに決断を下した。「日傘買うか…」と。 肌が焼けるのも紫外線も、嫌と言えば嫌だけど、何より、あの酷暑に無防備で出かけるほどつらいことはない。ただ「日傘を持っている自分」のビジュアルについては考えるものがある。やはり淡い色や白は絶対的に避けたい。いかにも日傘ってデザインは…うっ、想像しただけでキツイ。ニュートラルな一本を探していて見つけたのがフォックスアンブレラズだった。 遮光率99%・UVカットの生地を用いていて、特筆すべきは雨天時にも普通に使える晴雨兼用である点。えっ、買わない理由なくない? ハンドルは節に特徴のあるワンギー(竹の根)と迷ったがやや野性味が強く、今回はプレーンなメープルをチョイス。また普段なら黒を選ぶところだけど、(メインで使うのは)日傘としてだしなあ、と思って気持ち明るめのブルーに。折り畳みだから、建物や電車に入るときはスッとバッグにしまえるのが地味にいい。おすすめです。 UOMO副編集長 吉﨑

03:fox umbrellasのテレスコピック・アニマルヘッド・キャット

【ビニール傘はもうやめた】エディター愛用の画像_4
「はらたいらさんに3000点…!!」 マンガ『スラムダンク』で、神奈川県ベスト4をかけた湘北vs翔陽戦を前に、作中の登場人物たちが勝敗を予想しあう中、ボス猿こと魚住が発した台詞だ。 元ネタはもちろん大橋巨泉(のちに徳光和夫に変更)司会の「クイズダービー」。番組出場者は、複数いるクイズの解答者の中から、正解者を一人予想し、自分の持ち点を賭け、増やしていく。そしてその並みいる解答者のなかでも圧倒的正答率を誇っていたのが、はらたいらだった。番組出場者にとってのはらたいらさんが、自分にとっては、本誌「教えて! 東京スニーカー氏」でもおなじみの小澤匡行さんだ。 小澤さんが買ったり身に着けていたりするものを見ると、気になることが多い。その選択は「正解」に違いないと信じられる。フォックス・アンブレラのアニマルヘッドシリーズも、昔から知っていたけれど「最近、いいなと思ってて」なんて小澤さんの話を聞くうちに、すっかり欲しくなっている。「普通のじゃなくて、折り畳み傘のほうが何かいいよね」…まるっと全乗っかりしてしまった。まさに「小澤匡行さんに全部…‼」状態だ。 猫の持ち手を選んだのは、猫を飼っているからです。 UOMO副編集長 吉﨑


Lead text:Tetsu Takasuka

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