2025.09.20
最終更新日:2025.09.20

石野卓球と愛犬・サル&ゲンキ「溺愛しすぎて、結果俺よりいい生活してます」【新連載|犬を愛する男の肖像】

今月より、愛犬と暮らす人物に焦点を当てた連載を開始。UOMO世代のみならず、世間の憧れを集める男の日々の創作や生活に寄り添う、小さな家族との時間を語ってもらう。

第一回|石野卓球とサル&ゲンキ

石野卓球とサル&ゲンキ
トップス¥14,300・パンツ¥13,200/アディダスコールセンター Tシャツ¥7,700/グラミチ(インス)

毎日じゃれてたらライヴで
声が出るようになった

 愛くるしいフワフワの毛をまとった双子のトイプードル、サル(左・5歳)とゲンキ(右・5歳)に人生を変えられた男、石野卓球さん(57歳)が、初回ゲストとして愛犬との生活を語る。

「DJの仕事って徹夜が多くて夜型だったけど、完全に変わりました。サルとゲンゲン(ゲンキ)に合わせて早朝に散歩しますから。特に夏は日中暑いから朝5時起き。すごく健康的に。あと、お金の使い方も変わった。2匹の喜ぶ姿を見たいから、ごはんもおもちゃも金に糸目をつけずに買ってしまう」

『愛は与えたぶんだけ返ってくる』そんな真理を愛犬から教わることも。

「サルもゲンゲンも顔に息を吹きかけられるのが好きで、一回始めると終わらない。せっかくだから腹式呼吸でやっていたら、電気グルーヴのライヴでけっこう声が出るようになったんですよ(笑)。結局は俺のためでもあった」

 見た目は似ていても、実は性格が正反対という2匹との毎日は、「にぎやかを通り越して騒がしい(笑)」。

「幼少期に母と田舎で暮らしていたゲンゲンと、都会で人に囲まれて育ったサルはキャラも異なって。サルはゲンゲンに厳しく、人間のように振る舞うし、ゲンゲンは自他ともに犬と認めているくらい控えめ。その性格の違いもかわいい。いつまでも自分より優先したい存在の家族ですね」

石野卓球

DJ、音楽プロデューサー。1989年より、ピエール瀧らと結成した「電気グルーヴ」として活躍。ピエール瀧が出演したNetflixドラマ『地面師たち』では、初めて劇中伴奏音楽を手がけた。

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