ストイックにやりすぎない、車上泊で気ままに。

ルーフトップテントは、「ポーラー」のもの。室内は大人3人が寝られるゆとりのある空間。付属の折りたたみハシゴを使ってアクセスする。テントの下には自作の吊り棚を設置。「雨が降ったときはここに靴を置けば濡れません」。


photo
photo
prevnext

せっかくなら快適に過ごしたい

クルマの屋根に取りつけられたルーフトップテント。車中泊ならぬ車上泊が遠藤さんのキャンプスタイルだ。

「このルーフトップテントは4方向が開くので風通しがよく、熱気もこもらないから夏場でも涼しいんです。暑いときはポータブル電源を使って扇風機をつければ気持ちよく寝られます。地面からの冷気を防げるから冬場もわりと平気ですし、どうしても寒いときは電気毛布をつければぽかぽかです」

テントと連結する形でクルマの後方にタープを張り、そのスペースにはコンロやクッカーなどの調理器具が並べられ、さらに椅子やテーブル、焚き火台にハンモックなども置かれている。ソロキャンプは一見するとストイックなイメージがあるけれど、遠藤さんの場合はそれがない。実に快適なキャンプ空間が広がっている。

「せっかくなら快適に過ごしたいじゃないですか。だからといって、過剰にしているわけではなく、自分が気持ちよく過ごすための道具を持ってきているだけです。好きなときに好きなことをして、夜はぼーっと焚き火を眺めて、お酒を飲む。最高に贅沢な時間です」


これ一台でどこでもキャンプできます
愛車は1992年式のレンジローバー。ルーフトップテントは常設しているので、荷室にキャンプ道具を積み込んだら、これ一台でどこでも行ける。木製のオールはカヌー用。「カヌーを所有している知り合いがいて、その人と一緒にキャンプに行くときに使っています」。


テールゲートは分割式になっているため、下部を倒せばカウンター代わりに使えて、調理道具やこまごまとした小物を置くのに便利。


調味料は必須アイテムです
ご飯もキャンプにおける楽しみの一つ。途中で通りかかった道の駅などで食材を購入して、ちゃんと料理をするという。そのため、調味料は必須アイテム。塩、コショウ、オリーブオイルはケースに入れて常備している。


「ラヴァ」のホットサンドメーカー。持ち手のレザーは自作した。


遠藤慎也さん/インテリアスタイリスト
1984年生まれ。「BOOTSYORK.STYLE」主宰。雑誌や広告などでのスタイリングのほか、店舗ディスプレイや空間コーディネートも手がける。


Photos:Takahiro Idenoshita
Composition&Text:Masayuki Sawada