2020.05.14

在宅ワークが続く中、大人が愛用するイスとデスク5選

部屋で過ごす時間が増えれば、在宅ワークに、寛ぐ時間にとイスやデスクの重要性は増すばかり。おしゃれな大人たちが愛用しているのは?

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Nychair Xのロッキングチェア 中林龍平(UOMO編集)

在宅勤務で家にいる時間が増えるということで、思い切って買ったロッキングチェアは、名作「Nychair X(ニーチェアエックス)」のロッキングタイプ。包み込まれるような最高の座り心地で、揺れながらも安定していると感じさせるのがすごい。座ったら最後、立ち上がることができなくなり、仕事をする気もなくなってしまう…ある意味かなり危険な椅子です(笑)。コンパクトに折りたためて、自立して収納できるのもうれしい。デザイナーの新居 猛が掲げた「自転車のように気軽に使われ、カレーライスのように多くの人々に愛されて座ってもらいたい」というコンセプトの通り、今年で発売から50周年。自分はその記念モデルを購入しました。通常モデルとは違い、アームに節や木目がそのまま残されていて、脚部分が発売当時のクロームメッキのような光沢があるのが特徴。こちらは数量限定で、自分が買ったお店でもラスト一脚でした。「不急不要」の外出を控えるなどとは関係なく、これがあるだけで積極的に家にこもりたくなります。


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ナナ・ディッツェルの椅子 西野大士さん(にしのやディレクター)

見た目にもテンションの上がるナナ・ディッツェルのバスケットチェア。座り心地も最高でリラックスしてPCに向き合えます。僕は膝の上にPCを乗せて、何時間でも仕事ができるタイプなので、在宅ワーク中はずっとこの椅子。1950年に発売されミラノ・トリエンナーレなどで賞もとっている名品で、これは80~90年代ぐらいのもの。僕、アメリカ大好きですが、家具は北欧が好きなんです。持っている家具はほとんど北欧のものです。ちなみにクッションはクリスタセヤのもの。


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ジャーナルスタンダードファニチャーのコンパスレッグ デスク 勝山龍一さん(アクメ ファニチャー、ジャーナルスタンダードファニチャー プレス)

急に在宅勤務になり、必要性を感じてジャーナルスタンダードファニチャーがディレクションしたオフィスコラボのデスクを買いました。本来はコワーキングスペースやスタートアップ向けのオフィス用にデザインしたものですが、小ぶりなサイズに設定されているので、家に置いても邪魔にならずいい塩梅でした! シンプルなデザインだからヴィンテージの書類立てやカルテルのストレージ、アウトドア用のローバーチェアとのハイブリッドな組み合わせでもしっくり収まる。1万円台というびっくり価格で、アスクルのサイトで購入できます。


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シャルロット・ペリアンのスツール 河野貴之さん(アンデコレイテッド デザイナー)

帰宅したらいつでもフラットな気持ちに戻れるように、家には極力モノを置かないようにしています。置いているのは本当に自分が好きで、気分の上がるモノだけ。そんな中でも1960年代のペリアンのスツールはお気に入りのひとつ。飲み物を置いたり腰かけたり、普段使いしています。インテリアはニュートラルな色のアンティークが特に好き。欲しいモノを見つけたら、状態がよくて納得できる価格のモノを時間をかけてとことん探します。


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ルシアン ペラフィネのスケボーチェア 浅場直哉さん(シアンPRマネージャー)

“ストリートなカシミヤ”で有名なルシアン ペラフィネのスケードボードデッキを、自作でチェアにしました。ふだんの自分の生活に、ドクロやスケボーというカルチャーはなかったのですが、自粛と在宅ワークが続く中で、気分を明るく、楽しく、上げてくれるものが家の中に欲しくなって。ペラフィネに家具としても使えるものがリリースされていた意外性と、驚きの価格に即決でした。今まではあえて選ばないようなものを取り入れて、その行為自体も楽しんでいます。


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