ここはブルックリンのデザインホテルか、はたまたサンフランシスコのサードウェーブコーヒーショップか…。ラウンジではツーリストの英語が飛び交い、ノマドワーカー風のビジネスマンがラップトップでスマートに仕事をこなしている。今号のスナップはむしろココで張り込んだほうがよかったのではと思うほどオシャレなサウナ空間がこのドシー恵比寿だ。

スキーマ建築計画がデザインした内装は全国のインスタグラマーにもおすすめしたいほど“映え”間違いなしのホットスポットでアメニティは「TAMANOHADA」。となると、気になるのがサウナの“本気度”だが、こちらも抜かりなく玄人好みの高温設定(しかもセルフロウリュ付き!)。唯一、水風呂がないことを揶揄するサウナーがいるようだが、代わりに設置されたウォームピラーを体験してみると、そんな不安は火照った体熱とともに消えていく…。シャワーとは違い、大きな筋の冷水が全身をくまなく伝うように流れ落ちるので、確かにこれは水風呂に入っているのと同じような“包み込まれる”クールな快感がある。すべてが新しく、そして新感覚なのだ!

サウナ文化は歴史が古いだけに、新しい試みやブーム的な盛り上がりを斜めに見る人も少なくない。その気持ちもわかる。だがしかし、サウナは誰のモノでもない! 「変化していくことこそファッションの醍醐味」と、スタイリスト祐真氏の金言があるように、サウナも常に進化していくべきもの。その変化に飛び込む勇気のある人間こそが、真のプロサウナーだと俺は信じているのだ。


今回のサウナ:[恵比寿]ドシー恵比寿

サウナと睡眠に特化した新しいコンセプトのカプセルホテル。Wi-Fi完備のラウンジと本格フィンランド式サウナ、そしてオシャレなカプセルで仮眠&宿泊も可能。

ドシー恵比寿

住所:東京都渋谷区恵比寿1-8-1
TEL:03-3449-5255


SHOWのひと言メモ

コンクリート&ウッドをメインとしたインダストリアルな空間と、もともとのカプセルホテルをリノベーションしてヴィンテージライクなカプセルスペースを生み出したのは、スキーマ建築計画のデザインによるもの。館内の説明表記も壁などにわかりやすく、オシャレに記されていて、まさにここは最新型のユニバーサルデザインサウナだ!


Comic:Osushi Muroki
Direction:Yohey Suzuki
Animation:Yoshiyuki Shima