20年以上も愛用する焚き火台。息子が大きくなっても使ってほしい

松沼 礼さん/「HUMAN MADE」 COO
 年20回、キャンピングカーで出かけてはキャンプを楽しむ松沼さん。この日も山中湖にあるキャンプ場「ピッコロ」で友人家族と焚き火を囲んでいた。

「一般的にキャンプ場に着いたらテントの設営やご飯の準備など、やることがたくさん待っていますがそれが本当に嫌で(笑)。キャンピングカーならそういった準備はせずにすぐに焚き火を楽しめる。着いたらまず火を起こす。あとはのんびりしています」  火起こしは8歳の息子さん、夏以くんが、担当している。

「頭ごなしに“危ない、触るな”と言うより、自ら体験して危険を感じとってほしい。先日、プレゼントのリクエストを聞いたら、『ナイフ』と言われてさすがにビックリしましたが(笑)」

 愛用しているユニフレームの焚き火台は、かなり年季が入った一台。

「23年間、ずっと使ってます。大学生のときに何げなく買ったのですが、いまだに現役。いまはいろんな焚き火台が発売されてますが、これだけ長い付き合いになると買い替えるという選択肢はない。できることなら息子が大人になっても使ってほしいですね」


トヨタ「ハイエース」を改造して、乗り回している。2列目にはテーブルもあり、子どもたちの勉強スペースになっている。

車中泊のため、車内は二段ベッドに。テントを設営する手間がかからないぶん、焚き火に早くありつけるのもキャンピングカーの特権だ。



掲載アイテムの問い合わせ先はこちら


Photo:Yoshio Kato 
Stylist:Takeshi Toyoshima