普段の生活圏から飛び出して、訪れた土地の味を食らう。クルマがあればふと週末に思い立ってそんなことができるのもいい。『カーシェアグルメドライブ』著者の五明拓弥さんが、マンガとエッセイでローカルメシ紀行を綴る。
お笑いトリオ・グランジのメンバー。千葉県柏市生まれ。芸人のほか、マンガ家(ごめたん名義)・CMプランナーなど幅広く活躍。39歳で運転免許を取ったことをきっかけにカーシェアを利用して飲食店を巡るエピソードを綴った著書『カーシェアグルメドライブ』はドラマ化も。
埼玉|元祖田舎っぺうどん 本店
平日でもお客さんが途切れることなく店内をにぎわせる熊谷の人気店。ボリューミーな麺の量に対して良心的すぎる価格に驚愕。
「暖簾をくぐり内装に驚いた。店の中央にドーンと麺打ち台がありその周りに厨房、それを客席が囲む形になっている。厨房と客席の間に仕切りはなく“お客様を厨房に招き入れる”というコンセプトで設計されたそうだ。厨房、カウンター席はステンレスのシルバーで統一されていて、天井に設置されたスポットライトが店を照らす。『元祖田舎っぺうどん』という店の名前からは想像がつかないスタイリッシュな内装だ。埼玉県北部で6店舗チェーン展開しており、訪れたのは熊谷市にある本店。
ここのうどんは麺を汁につけて食べるつけめんで肉ネギ、きのこ、塩肉ネギ、塩きのこ、うま辛肉、うま辛きのこから選ぶ。店に通う友人からは塩きのこを勧められていたが、私は初訪問なので定番の肉ネギ・温かいつけ汁、麺の量はもり(400g)。それとメニューに名物と印のついたきんぴらごぼうを注文。すぐにきんぴらごぼうが運ばれてきた。平皿に盛られた照り照りのごぼうとにんじん、これがすごく太い。けれども煮物のような柔らかさだ。程よい辛さと甘みが芯まで染みこんでいて、ビールが欲しくなる。
麺はオーダーが入ってから打って茹でるのがお店のこだわり。……コンコンコンコンコン。うどんを待っている間、麺打ち台から麺を切る音がリズムよく聴こえてきて心地よい。
肉ネギうどんが到着。きんぴらごぼうに負けず麺も極太。箸で一本摑んで持ち上げると太いだけではなく、長い。身長190㎝ある大男の私が腕を高々と上げてようやく一本の麺を引きずり出すことができた。豚バラとネギがたっぷり入ったつけ汁に麺を浸け啜る。コシがかなり強く、しっかりとかじるうどんだ。つけ汁はしょうゆベースでコク深く、甘い。けれど濃すぎず絶妙なバランスで400gをあっという間に完食。
麺の量は半もりの200gから3kgまで選べ、稀に3kgを注文する人がいるそう。あまりイメージができなかったので『3kgのモノを教えて』とAIに聞いてみた。すぐに『大人の猫』と返ってきた。凄い量だ」(五明さん)
元祖田舎っぺうどん
埼玉県熊谷市代1060-1
TEL:048-521-8784
営業時間:10時~15時
定休日:日曜
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