2023.01.16

【筋トレ男子がくらべてみた】鶏むね肉の蒸し鶏は、「低温調理器」と「湯煎」でどっちがウマい?

低温調理器といえば鶏むね肉を用いた蒸し鶏が鉄板。湯煎で作ったものと低温調理器で温度と時間を変えたもの、合計3品をグルメトレーニーたちが食べ比べました。

【筋トレ男子がくらべてみた】鶏むね肉の蒸の画像_1

試してくれたのは…

秦 拓也さん/BEAMS プレスプロフィール画像
秦 拓也さん/BEAMS プレス
鍛えすぎた結果、オーバーサイズしか着られなくなったファッションプレス。2023年に控えた結婚式のために目下減量中。
松林寛太さん/フォトグラファープロフィール画像
松林寛太さん/フォトグラファー
肉体派カメラマン。急激なバルクアップにより20㎏の増量を達成。好きな筋トレはスクワット。むね肉よりもも肉派。
鶴田悠介/UOMO編集部プロフィール画像
鶴田悠介/UOMO編集部
「プロテイナーYUSUKE」連載の担当編集。低温調理器に激ハマり中。購入以来、週2回は蒸し鶏を作りおきしている。

胸肉比較画像

A湯煎 60分(沸騰後、火を止めた湯を使用)

沸騰した湯に蒸し鶏を入れるため、耐熱袋を使うか底に耐熱皿を敷く必要あり。見た目はプルプルだが、調理時の水分はそこそこ出た。

調理時に出た水分量 湯煎60分

調理時に出た水分量 50㎖

おいしさ


松林
鶴田

★★★★
★★★★★
★★★★

湯煎でこんなにおいしくできるなんて…。ただ温度を正確に測っているわけではないので、出来上がりにムラができそう。よだれ鶏向き! (鶴田)

低温調理器(63度60分)と似ているけど、こちらのほうが少しプルプルしていて弾力がある気がする。好みの問題だけど、個人的にはこれもかなり推せる! (秦)


B 低温調理器 80度20分

たった20分間で仕上がるのはほかの2品よりも圧倒的な利点。一方で調理時にたくさんの水分が出たため、パサつきが気になるところ。

低温調理器 80度20分に出た水分量

調理時に出た水分量 90㎖

おいしさ


松林
鶴田

★★★★★
★★★★★
★★★★★

パサパサで口の中の水分を持っていかれる…。ただ、バンバンジーとかフォーにトッピングする蒸し鶏ならこのくらい水分のないものが合いそう。 (松林)

結構パサつきが目立つ。ほかの2品と比べてもパサついているのが一目瞭然。でも20分でこれだけのものができるのはいい。味も悪くない。 (秦)


C 低温調理器 63度60分

蒸し鶏を作る際に最適といわれる63度60分。調理時にほとんど水分が出ないことからも旨味と栄養がキープされていることがわかる。

低温調理器 63度60分に出た水分量

調理時に出た水分量 20㎖

おいしさ


松林
鶴田

★★★★
★★★★★
★★★★★

圧倒的においしい! 水分が全然とんでいなくて、包丁を入れた際もジューシー。肉汁もとどまっている感じがして、ほかのチキンよりも旨味を強く感じた。 (鶴田)

柔らかくてびっくりした。生っぽい食感。水分量もびっくりするほど多い。これを自宅で作れるのは正直驚き…。完全にお店で出される蒸し鶏です。 (松林)



hotos:Kanta Matsubayashi
Illustration:Osushi Muroki
Props:UTUWA

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