スタイリストが選ぶ「ユニクロ ユー」!
グローバルブランドの「UNIQLO(ユニクロ)」で大人男子から支持を得ている3大特別コレクションを締めくくる、「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」2026年春夏コレクションが3月20日(金)に発売される。それに先んじて公開する試着ルポでは、いつもの試着担当をモデルからスタイリストにチェンジ。5体のスタイリング例を交えてお届けする。
スタイリスト瓜坂拓海:結論から先に言うと、5型のパンツが揃いも揃って“神”でした。
試着モデルと即興コーディネートの両方を担当するスタイリストは瓜坂拓海さん。プレスルームのラックには、瓜坂さんが「ユニクロ ユー」春夏最新作からピックアップしたアイテムが並んでいた。
シーズンテーマに「New Rhythm of Color」を掲げた今春夏の「ユニクロ ユー」はメンズ20型・ウィメンズ16型の商品ラインナップ。先の2月6日(金)に発売された「ユニクロ:シー」(メンズ10型・ウィメンズ18型)、次いで2月27日(金)に発売された「ユニクロ アンド ジェイダブリュー アンダーソン」(メンズ15型・ウィメンズ14型)と比較するとメンズの割合が多い。加えて、最近の傾向としてはパンツの人気が高まっている。
スタイリスト瓜坂:意識したわけではないですが、即興でコーディネートを組んでみたら、今春夏のパンツ5型がすべて含まれていました。
メインラインと一線を画し、クリストフ・ルメールとサラ-リン・トランが率いるパリのデザインチームから提案される「ユニクロ ユー」は、いつも軽やかで挑戦的なエスプリに富んでいる。アイコンカラーとして定着したブラウンやパープルに加え、砂浜のようなティンテッドホワイトやインディゴブルーなど、深みのあるアースカラーは今春夏も健在だ。
さあ、最初のコーディネートは?
①ショートブルゾン ¥7,990
②ワイドテーパードジーンズ ¥4,990
③スキッパーポロセーター ¥3,990
まずは、大定番のデニムとデザインブルゾンとのコーディネート。ワークともミリタリーともつかない絶妙なルックスが魅力の「ショートブルゾン」からは、色気が漂う「74 PURPLE」をチョイス。「ワイドテーパードジーンズ」のインディゴブルーと絡め、新鮮な色合わせで春の到来を待とう。
スタイリスト瓜坂:どちらも黒はありますが、テーマの「New Rhythm of Color」をエンジョイするスタンスです。明るいヘアカラーに合いそう。
もう1つの注目アイテムは「ユニクロ ユー」の隠れ人気作であるニットポロ。前ボタンがなくなり、程よく緩いスキッパータイプになった。
④テープベルト ¥2,990
もう1点、スタイリストらしいチョイス。実用性と見た目を兼ね揃えた「テープベルト」は鳩目のようなベルトホールが横一線に並ぶデザイン。これで3シーズン連続して、「ユニクロ ユー」ではベルトが商品ラインナップに含まれたことになる。
スタイリスト瓜坂:最近の「ユニクロ ユー」は単品買いというよりも、トータルコーディネートで購入して欲しい、そんな想いが見て取れます。
先に、ブルゾンを抜きにした上下から。「ワイドテーパードジーンズ」(67 BLUE)に「スキッパーポロセーター」(09 BLACK)をパンツインして、「テープベルト」をポイントに据えたミニマルコーディネートだ。“神ボトム”の筆頭であるデニムに注目。
スタイリスト瓜坂:ネーミングに「ワイドテーパードジーンズ」とありますが、試着してみると、「ユニクロ アンド ジェイダブリュー アンダーソン」やメインラインのウィメンズで人気のカーブシルエットに全体像としては近い印象です。裾の手前にかけての急なテーパードが他との違い。
身長175cmの細身標準体型の瓜坂は「Lサイズ・パンツは32インチ」を試着。シューズは本人私物。
スタイリスト瓜坂:一般的な5ポケットのデザインを強引にユーロワークに寄せた斜めのポケットが面白い。ベルトとのセット購入がお勧めです。
アウターのオーバーサイズ傾向は2026年春夏も継続。レーヨン75%・ナイロン25%の混紡で仕立てた「ショートブルゾン」を合わせてトータルコーディネートが完成した。シルエットとカラーパレットで遊ぶ、今春夏の「ユニクロ ユー」だ。
2ルック目のコーディネートはジャケットとパンツのセットアップだ。思い起こせば、1年前の2025年春夏には、デニムとジャケットが「ユニクロ ユー」の商品ラインナップに存在しなかった。今春夏の大人男子は財布の紐が緩んでしまうこと確実。
⑤リラックスフィットジャケット ¥7,990
⑥タックワイドパンツ ¥4,990
ともに綿53%・ナイロン47%のライトな混紡素材で夏まで対応可能。1つボタンの「リラックスフィットジャケット」はルーズなボックスシルエット。胸ポケットが付かずカジュアルな印象だ。
スタイリスト瓜坂:意外にも、「タックワイドパンツ」が単品使いで重宝します。直線的に落ちるツータックのワイドシルエットで腰周りもすっきり。細身かつ脚長にも見える“神ボトム”でした。
裏地は化繊ではなく、半袖Tシャツ1枚のインナーを想定したポリエステル65%・綿35%の布帛ベース。さらりとした着心地に加え、縦のスリットポケットまで行き届いた縫製に好感が持てる。
スタイリスト瓜坂:1つボタンのVゾーンも深めです。カーディガン感覚で気軽に羽織って欲しい。最初のコーディネートで試着したラフなスキッパーを無造作に合わせるくらいでいいと思います。
カラバリはパンツだけ3色展開で、「34 BROWN」と「09 BLACK」に、単品購入を想定した「37 BROWN」が追加。休日にスーツのスラックスだけを着用しているようには見えない。
試着ルポ「前編」のラスト、3ルック目もスタイリストらしい目線からのチョイスだ。定番の白Tシャツには、「ユニクロ ユー」で定評のある「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ/5分袖」(¥1,990)と「ドライEXTシャツ」(¥1,990)の2型がラインナップに存在するのだが…。
スタイリスト瓜坂:今春夏は「タンクトップ」も視野に入れておきましょう。1枚では着ません。先の「テープベルト」のように、トータルコーディネートを想定したインナーの提案だと思います。
そして、3本目の“神ボトム”は?
ブラッシュアップされて待望のリバイバル。「ワイドフィットカーゴパンツ」がミリタリーテイストのカーキ系4色展開でラインナップ。2年前の2024年春夏に早期完売した「ワイドフィットパラシュートカーゴパンツ」に近似したデザインで、しかもウエストゴム。一年中、ヘビロテ必至だ。
⑦タンクトップ ¥1,500
⑧ボクシーシャツ/チェック ¥2,990
⑨ワイドフィットカーゴパンツ ¥3,990
瓜坂の狙いは「タンクトップ」の単品着用ではなく、「ボクシーシャツ/チェック」のインナー活用だった。子供っぽく見えない半袖シャツは真夏の大人男子にとって欠かせない。だが、丸首Tシャツとの2枚重ねは暑すぎる。また、開襟シャツやアロハシャツは1枚で着たいがインナーがないと心もとない…。そんな悩みを「タンクトップ」が解決。
スタイリスト瓜坂:普通の白Tシャツは持っていても、タンクトップは初めてという大人男子は多いかも。着こなしの幅が広がるアイテムです。
1,500円(税込)の価格も嬉しい。綿65%・複合繊維(ポリエステル)31%・ポリウレタン4%の混紡で、汗が乾きやすいドライ機能付き。
イエベ男子にお勧め。試着した「39 DARK BROWN」のほか「35 BROWN」「58 DARK GREEN」「09 BLACK」の4色が揃う「ワイドフィットカーゴパンツ」にはミリタリー特有の無骨さやゴワつきは皆無。心地よいライトファブリックのイージースタイルで、ノーブルな「ボクシーシャツ/チェック」とのマリアージュを楽しもう。
スタイリスト瓜坂:タンクの話に戻ると、霜降りグレーなど色物のTシャツを夏に着ると汗染みが目立ちます。そんなときは下にタンクを着ましょう。カーディガンの下に着てもセクシーです。
⑩パッカブルショルダーバッグ ¥2,990
創意工夫に秀でたデザインで、シーズンラインナップを心待ちにしているファンも多い「ユニクロ ユー」のバッグ。瓜坂が合わせたのナイロンタフタ素材の「パッカブルショルダーバッグ」はA4サイズのPCを収納できるミディアムサイズ。斜め掛け・肩掛け・手提げで使える3Wayで、なんとパッカブル。畳むとポーチ程度の大きさになるのだ。
スタイリスト瓜坂:「ユニクロ ユー」のバッグは色味やディテールが洋服のテイストに近い。コーディネートのノイズにならないところが好きです。
以上で「ユニクロ ユー」2026年春夏試着ルポ「前編」は終了。つづく「後編」でも、残る2つの“神ボトム”を軸にリアル目線で試着していく。3月20日(金)の発売日あたりに公開予定。乞うご期待!
Uniqlo U 2026年春夏コレクション
テーマ:New Rhythm of Color
発売日:2026年3月20日(金)
販売店舗:[フルラインナップ]国内78店舗、オンラインストア (※一部商品を国内全店舗で販売)
商品構成:ウィメンズ(16)・メンズ(20)・グッズ(3)