2025.05.09
最終更新日:2025.05.09

【職業別・働く男のバッグとその中身#07】山岳ライター・高橋庄太郎さんの場合【ミステリーランチ】

MYSTERY RANCH

MYSTERY RANCH
バッグの中身

何があったときでも「生きて帰ってくる」ためのバックパックです

「長年の経験から導き出した、厳しい環境に耐えうるセット。レインウェアは山道でいちばん目立つ青色、緊急事態用の防水バッグはすぐに取り出せるよう蛍光のオレンジに、というように主要なアイテムとその色に意味をもたせています。携帯トイレやナイフ、ヘッドランプ、替えのウェア、簡易テント、調理セット…緊急用のアイテムはバックパックの奥のほうにまとめて収納。幸いなことにこれが必要になったことはほとんどありません。取材時に一人で撮影することが増えたので、ミニサイズの三脚に、リモコンで操作できるキヤノンのパワーショットを持参。壊れることを見越してカメラは2台持つように。これらすべてを詰め込むと6㎏以上。危険の伴う登山ではもしもに備えて荷物が多くなる。軽量であればいいとは一概に言えないんです。5年ほど愛用しているミステリーランチのスクリーは、この重さに耐えうるタフさと、背中にぴったりフィットする設計で重量を分散させてくれるのが特徴。バックパックだけでも100個以上持っていますが、長時間歩くときはこれを持っていくことが多いですね」

Total:6440g

高橋庄太郎さんプロフィール画像
山岳ライター
高橋庄太郎さん

山岳・アウトドアライターとして、国内を旅しながら執筆。著書に『トレッキング実践学 改訂版』『北アルプス テントを背中に山の旅へ』ほか多数。

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