2025.05.28
最終更新日:2025.05.28

【職業別・働く男のバッグとその中身#25】東京大学 准教授・平沢達矢さんの場合【フィルソン/リアルマッコイズ】

左|THE REAL McCOY’S 右|FILSON

左|THE REAL McCOY’S 右|FILSON
バッグの中身

道具を超えた、研究を支える頼れる存在

「古生物学の研究者として、授業や研究、打ち合わせで室内にこもりきりになることもあれば、発掘や地質調査などのフィールドワークで出ずっぱりな期間もある。今日はその両方に使っているバッグを持ってきました。大学構内で過ごす日は、資料やパソコンを入れたフィルソンのバックパックを。一方、フィールドワークに出る際はリアルマッコイズのショルダーバッグ。発掘道具やノートに加え、フリーホイーラーズのウェアを作業着として持っていきます。ヴィンテージをルーツにもつブランドだから過酷な現場にこそ似合うし、使い込むほどに風合いが増していくのも密かな楽しみです。ダナーのブーツは20歳から履き続けていて、ソールはもう4回ほど交換しました。歩いた距離や現場での経験が物に刻まれていく。そこにもロマンを感じますね。さらに子ども向けの授業では、恐竜の歯のレプリカをバッグに忍ばせることも(笑)。日々の荷物は変わっても、信頼できるものを選ぶという基準はずっと変わりません。バッグも中身も、僕の研究を支えてくれている道具以上の存在です」

Total:6480g

平沢達矢さんプロフィール画像
東京大学 准教授
平沢達矢さん

古生物学者として数億年前の生物を研究する。自身の研究を進めながら、年に数回のペースで子ども向けの授業も行い、次世代への教育にもかかわる。古着好きという一面も。

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