ソールもフォルムもボリュームのあるものから、由緒正しいシュッとした革靴に履き替えよう。とがった爪先はワイドパンツで親しみやすく見える。
CHRISTIAN LOUBOUTIN

色気のある足元にはあらためてクリスチャン ルブタンが新鮮。もともと俳優のブラッド・ピットのためにデザインされた「Samson」はサイドゴアが直線的に延びる縦長フォルムが美しい。ウィメンズで見慣れた至極エレガントな仕立ても、シンプルなデザインで履きやすい。
MARANT

ウィメンズが出自、イザベル マランのメンズラインらしく繊細かつ上品なウエスタンブーツ。甲が低く、ソールが薄く、ヒールの高い華奢な顔つきが魅力だ。ブリティッシュなパンツからちらりと見せると洗練された紳士の足元が完成。
GUIDI

やや上向きのトウに、足に吸いつくシャープなフォルム。とがったデザインだが逆に柔和なワイドスラックスとの相性は抜群。トスカーナ州発、100年以上も革靴の技術を蓄えたグイディで久しぶりに色気のあるイタリア靴に回帰。
CARMINA

1866年にスペインの工房からスタートしたカルミーナ。流線形のアッパーとスクエア気味のトウという、シンプルながらエッジのきいたフォルムが魅力。装飾のいっさいないジップアップブーツで、モードな雰囲気は十分。こういうミニマムな方向性でとがるのも断然アリ。