ソールもフォルムもボリュームのあるものから、由緒正しいシュッとした革靴に履き替えよう。とがった爪先はワイドパンツで親しみやすく見える。
GEORGE CLEVERLEY

ビームスFがジョージクレバリーの’90年代のビスポークモデルを復刻し、履き心地がやわらかなアンラインド仕様に。フィットする木型にサドルのみを施したデザインはまさにクラシック。
GAZIANO & GIRLING

英国の老舗靴店で修業を積んだデザイナーが2006年に創業したガジアーノ & ガーリング。革靴界としては新鋭であり、ツイストしたサドルが個性的。ただし精緻なステッチやヒールまわりの美しいカーブとひと目で高度な技術が見てとれ、あくまでドレッシーな一足。
JOHN LOBB

シャープな「JAMIE」をパテントレザーで選ぶという新しい一手。ブランドを象徴する7000番ラストにミニマルなプレーントウを組み合わせた名品を、光沢感でとがらせるというのが新鮮だ。スラックスをクッションさせるか、アンクル丈で合わせるか、自分好みのあんばいで艶を楽しみたい。
AUBERCY

見慣れたタッセルローファーに比べて圧倒的にエレガントなオーベルシー。とがったスクエアトウと低めの甲、高めのヒールがポイントで、パリ発のブランドらしく色気と遊び心を両立してくれる。