トレンドの「柔らかすぎるレザーバッグ」から目が離せない。革に入ったシワは、優しい表情のようにも見えてくる。身体にソフトに馴染んでくれるそのフォルムに、日々せわしなく過ごす大人は、今こそ甘えたい。
01|LOEWE
繊細な革を使いながら
大胆に持てる2WAY仕様
ロエベなしにソフトレザーバッグは語れない。新作の「SQUAD BACKPACK」は、しわのある表面が特徴のペーパーカーフを使い、存在感あるフォルムに独特な風合いを宿している。バックパック、トートとして使える2WAYで、開口部のドローストリングスには、アイコニックな「フラメンコノット」が健在。シックな佇まいにロエベらしさが凝縮されている。
02|PRADA
持ちたくなるミニバッグの
魅力はやわらかな表情にあった
2026秋冬コレクションで発表されたナッパレザーのシリーズから。ヴィンテージのレザーグローブに着想を得たミニバッグは、ナッパレザーの風合いもさることながら、手仕事を感じる大胆なステッチに、グラデーションのある染仕上げがやわらかさに拍車をかけている。手持ちのハンドルが上辺と側面につくほか、ショルダーストラップも付属。
03|Valextra
柔らかいヴァレクストラは
最上の贅沢かもしれない
「マイロゴ ラージ」は、適度な柔軟性を保ちながら、型崩れを起こしにくいのが特徴。置いた際のちょっとした革のたまりが目をひく。ブランド独自のセンソ ヌバック仕様からは、イタリアンラグジュアリーのエレガンスがまさにあふれ出ている。
04|Felisi
「怖そうに見えて優しい」を
バッグでやるとこんな感じ
アーカイブにあった武骨なレザートートを、日本のコンセプターを務める金子恵治氏が選んで復刻した特別なモデル。芯の入った持ち手やメタルジップと、柔らかなシボ革のギャップが新鮮。付属のショルダーストラップで2WAY仕様になる。
05|Morphée
日常で使い込んで
もっとクタッとさせたい
「モルフェ」は、2022年に始動した日本のブランド。インド産の山羊革を用いた素朴で芯のない佇まいが魅力。こちらのトートは、シンプルな構造ながら手持ちにもショルダーにもなる。手作りだが、求めやすい価格なのもうれしい。色褪せて、毛羽立ってきた頃がちょうどいい。
06|TOTEME
ウィメンズの繊細さが
黒スエードにちょうどいい
スウェーデン発のウィメンズブランド「トーテム」。身体に沿うようなソフトなスエードが特徴で、繊細なストラップを持ち上げると開口部がすぼまって愛らしいフォルムに。ストラップは5段階で調整可。中にスリップポケット付き。
07|THE ROW
ただでさえソフトレザーなのに
ひと手間がさらに奥行きを生む
素材加工に焦点をあてたザ・ロウの最新コレクション。ラムスキンを用いた新型のショルダーバッグ「AUDREY SHOULDER」は、バッグ完成後にウォッシュ加工を施すことで独特のシワやクラックが入り、ダメージ加工とも異なる年季を感じさせる風合いに仕上がっている。アノニマスでクリーンな印象が強いザ・ロウの、新たな一面を垣間見ることができる。
08|JIL SANDER
荷物をいっぱいに入れたときの
崩れた表情が魅力的
ミラノにあるジル サンダーの本社地名を冠した「FORO TOTE」は、今季のニューモデル。丈夫なカーフレザーを使っているため全体的に張りのある仕立てだが、ふと置いたときのフォルムの崩れ方がチャーミング。このほかに、ブラウンのスエードもラインナップ。仕事でも小旅行でもつい荷物を詰め込みたくなる、頼れるソフトレザーバッグだ。