プロジェクトをともにする仕事関係、共通の趣味をもつ知人、古くからの友など、さまざまな理由でつながったセンスのいい大人たちをスナップ。仕事、趣味、ファッションなど、40歳男子がいま気になる話題にざっくばらんに答えてもらいました。仲間たちの前だけで見せる本音や素顔も必見。
ファッション業界で出会った同級生
エディフィスのプレスを経て、ブランドのPRやブランディングを行うムロフィスを設立。モノリスのディレクションも。
ビームスに入社後、スタイリストの道へ。2007年から、ブランドカタログやメンズファッション誌を中心に活躍。
販売員、企画、デザイン業を経験した後、独立。現在は自身のブランド、サンドウォーターを手がける。
2012年、SUN/kakkeを立ち上げ、自社で織物工場を運営。自身のYouTube番組「尾崎雄飛の洋服天国」を開設。

中室:俺らって、松坂世代か。
山田:う〜ん、それか広末世代。そのほうがファッションっぽい。
管野:よくBoonの表紙飾ってた。
山田:スニーカーブームの火つけ役の一人でさ、懐かしいな。
尾崎:にしても、同級生ってだけでこんなに仲を深めるとはね。
中室:メシに行くようになったのは、ここ4年くらいか。
山田:それぞれ知っていたけどね。
管野:若い頃は先輩とばかり遊んでたから。同世代が面白く感じるようになったのは40歳が節目か
な。
山田:広末世代ウマくやってこ!
40歳男子の学びはここにあり! センスのいい大人に、近況から哲学まで聞いてみた
Q:ハマっていることは?
尾崎:無趣味なので、またものづくりに熱中しています。ここ数年インプットを続けてきて、より深く掘り下げたものがこの秋頃からリリースされます。まずはシューズから。
管野:筋トレ。子どもを小学校に送ってジムに行くのが日課です。ペースは週3回。昔から公園と自宅で自重トレをやってきたのですが、2年前からトータルワークアウトに通っています。ストレス発散にもぴったり。年のわりに締まっていると思います。自信があるのは、肩まわり。
山田:また古着を買うことが増えました。価格がそれほど高騰していない、’90sのプリントTとか。
中室:スポーツ観戦です。もう、なんでも。相撲にバスケ、バレーボール。あとは阪神タイガース。モノリスの親会社がJリーグのヴィッセル神戸のスポンサーなので、その関係でサッカーも。何がいいって、頑張っている人を見ると泣けてくる。もうそういう年ですね。父が天理高校出身なので、夏の高校野球も観に行きたい。
Q:40歳過ぎてマイ定番になった服は?
尾崎:ジャケットやスーツが、より定番になってきました。若い頃から「大人になったらスーツ着たいな」と思っていて、30代くらいを想定していましたが、実際は40代になってから。ジャケットが身体に馴染む感覚が、やっと染みついてきました。
管野:黒色の服を着るようになりました。若い頃は、黒ってギラギラして見えるから恥ずかしかったけど、枯れはじめる40代になって少しはカッコつけようと思って。
山田:昔からあまり変わっていませんが、そのときの気分の装いに、ちょっと古着を添えるのがマイスタンダードです。
中室:20代から全然変わりません。ジャケパンはずっと好き。紺ブレは何着も。デニムは、リーバイス®の505。足元は革靴かナイキ。
Q:この秋に買いたいものは?
尾崎:もうすでに、今年秋に向けてナポリスタイルの王道スーツを、本場のナポリで新調しました。
管野:革靴が欲しいな。もう、そういう年になったから。カジュアルな装いで、サラッと履きたい。
山田:アディダスのハワイがもうボロボロなので、どこか古着店で出てきたら欲しい。
中室:秋らしく、フランネルのグレースーツをテーラーケイドで新調したいです。