2025.09.04
最終更新日:2025.09.04

【センスのいい大人スナップvol.10】山田陵太さん(スタイリスト)「また古着を買うことが増えました。'90sのプリントTとか」

プロジェクトをともにする仕事関係、共通の趣味をもつ知人、古くからの友など、さまざまな理由でつながったセンスのいい大人たちをスナップ。仕事、趣味、ファッションなど、40歳男子がいま気になる話題にざっくばらんに答えてもらいました。仲間たちの前だけで見せる本音や素顔も必見。

ファッション業界で出会った同級生

ムロフィス 代表
中室太輔(左)

エディフィスのプレスを経て、ブランドのPRやブランディングを行うムロフィスを設立。モノリスのディレクションも。

スタイリスト
山田陵太(中央左)

ビームスに入社後、スタイリストの道へ。2007年から、ブランドカタログやメンズファッション誌を中心に活躍。

SandWaterr デザイナー
管野寿哉(中央右)

販売員、企画、デザイン業を経験した後、独立。現在は自身のブランド、サンドウォーターを手がける。

SUN/kakke デザイナー
尾崎雄飛(右)

2012年、SUN/kakkeを立ち上げ、自社で織物工場を運営。自身のYouTube番組「尾崎雄飛の洋服天国」を開設。

中室太輔さん、山田陵太さん、管野寿哉さん、尾崎雄飛さん
【尾崎】すべて私物 【管野】シューズ¥55,000/サンドウォーター×リーガル シュー&カンパニー(サンプルデリカ) その他/私物 【山田】オールインワン¥79,200/マーカウェア(パーキング) シューズ¥171,600/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店) その他/私物 【中室】すべて/私物

中室:俺らって、松坂世代か。

山田:う〜ん、それか広末世代。そのほうがファッションっぽい。

管野:よくBoonの表紙飾ってた。

山田:スニーカーブームの火つけ役の一人でさ、懐かしいな。

尾崎:にしても、同級生ってだけでこんなに仲を深めるとはね。

中室:メシに行くようになったのは、ここ4年くらいか。

山田:それぞれ知っていたけどね。

管野:若い頃は先輩とばかり遊んでたから。同世代が面白く感じるようになったのは40歳が節目か
な。

山田:広末世代ウマくやってこ!

40歳男子の学びはここにあり! センスのいい大人に、近況から哲学まで聞いてみた

Q:ハマっていることは?

尾崎:無趣味なので、またものづくりに熱中しています。ここ数年インプットを続けてきて、より深く掘り下げたものがこの秋頃からリリースされます。まずはシューズから。

管野:筋トレ。子どもを小学校に送ってジムに行くのが日課です。ペースは週3回。昔から公園と自宅で自重トレをやってきたのですが、2年前からトータルワークアウトに通っています。ストレス発散にもぴったり。年のわりに締まっていると思います。自信があるのは、肩まわり。

山田:また古着を買うことが増えました。価格がそれほど高騰していない、’90sのプリントTとか。

中室:スポーツ観戦です。もう、なんでも。相撲にバスケ、バレーボール。あとは阪神タイガース。モノリスの親会社がJリーグのヴィッセル神戸のスポンサーなので、その関係でサッカーも。何がいいって、頑張っている人を見ると泣けてくる。もうそういう年ですね。父が天理高校出身なので、夏の高校野球も観に行きたい。


Q:40歳過ぎてマイ定番になった服は?

尾崎:ジャケットやスーツが、より定番になってきました。若い頃から「大人になったらスーツ着たいな」と思っていて、30代くらいを想定していましたが、実際は40代になってから。ジャケットが身体に馴染む感覚が、やっと染みついてきました。

管野:黒色の服を着るようになりました。若い頃は、黒ってギラギラして見えるから恥ずかしかったけど、枯れはじめる40代になって少しはカッコつけようと思って。

山田:昔からあまり変わっていませんが、そのときの気分の装いに、ちょっと古着を添えるのがマイスタンダードです。

中室:20代から全然変わりません。ジャケパンはずっと好き。紺ブレは何着も。デニムは、リーバイス®の505。足元は革靴かナイキ。


Q:この秋に買いたいものは?

尾崎:もうすでに、今年秋に向けてナポリスタイルの王道スーツを、本場のナポリで新調しました。

管野:革靴が欲しいな。もう、そういう年になったから。カジュアルな装いで、サラッと履きたい。

山田:アディダスのハワイがもうボロボロなので、どこか古着店で出てきたら欲しい。

中室:秋らしく、フランネルのグレースーツをテーラーケイドで新調したいです。

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