プロジェクトをともにする仕事関係、共通の趣味をもつ知人、古くからの友など、さまざまな理由でつながったセンスのいい大人たちをスナップ。仕事、趣味、ファッションなど、40歳男子がいま気になる話題にざっくばらんに答えてもらいました。仲間たちの前だけで見せる本音や素顔も必見。
根っからシティボーイな親子
3歳からスケートボードを始め、16歳になった今はバイクとピストバイクに熱中。夢はパリコレのランウェイを歩くこと。
10代からプロスケーターとして活動。1998年に真柄尚武とへクティクを創業。現在、オンブレニーニョを手がける。

芳文:昔から通っている池尻のカフェに久々に行ったんだよ。
之雲:今は俺のほうが通ってる“あのカフェ”ね。
芳文:そうそう。でさ、席に座ったら「之雲くんのパパですか?」って隣の席のコから言われて。
之雲:昔は「よっぴーの息子?」って俺が言われていたのにね。
芳文:成長したな。なんかうれしいよ。
40歳男子の学びはここにあり! センスのいい大人に、近況から哲学まで聞いてみた
Q:好きなスニーカーは?
芳文:何でも履くんですけど、バルカナイズド製法のスニーカーが好きです。今日はプロケッズ。
之雲:スケボーとかピストバイクに乗るときはヴァンズのオールドスクール。ソールのグリップがいいし、ペダルのクリップにトウを入れやすい。あとは、どんなパンツにも、どんなシーンにも、何にでも合うのがコンバースのジャパン製のオールスター ハイ。どちらも、ソールがツルツルになったり、ステッチがほつれるまでは、つぶれるまで履きます。
Q:今、欲しいものは?
芳文:すべてセットアップされた音楽スタジオが欲しい。奥さんが音楽関係の仕事なのでいろいろな人のコミュニケーションが生まれる場所になりそう。スケーターとして転んで起き上がることには慣れているので、やったことのない曲作りにも、50歳を超えて挑戦してみたい。
之雲:スケボー、ピストバイクは遊び倒したので、次はロードバイクが欲しい。スペシャライズドのターマックSL8をできれば年内にゲットして、ガチのレースに出たい。服はリック・オウエンスが気になる。
Q:ライフスタイルに欠かせないものは?
芳文:スケートメイト。一緒に好きなものを共有できる人がいないと、何をやっても楽しくない。スケートチームって以心伝心で知らぬ間に仲間が集まってきて、切磋琢磨してうまくなる。このモチベーションは、何歳になってももっておきたい。
之雲:チャリと音楽。友達と「この曲ヤバくね」って共有して、みんなで楽しむ感じ。聴くのはテクノとか、あとはバンドやヒップホップも。最近は韓国のDJペギー・グーが好き。