2023.08.02

夏でも涼しい「ネイビー」の選び方【おしゃれな大人が語る私服愛】

業界屈指のネイビー好きとして知られるカシミヤブランド、BODHIデザイナーの水谷さん。夏でも涼しいネイビーについて力説!

夏でも涼しい「ネイビー」の選び方【おしゃの画像_1

「夏らしい明るい色ってあると思いますが、僕は断然ネイビー派。夏には少し重く感じるかもしれませんが、それは見た目だけの話。素材の選び方次第で快適に過ごせるんです。例えばウールやカシミヤは冬のものと思われがち。でも、吸湿速乾性に優れているので実はコットンよりもベタつかずサラッと着られる。コットンにしても超長綿やシーアイランドコットンを選べば、吸湿速乾性が抜群にいいので、肌離れがよくて汗をかいても快適なんです。おまけにネイビーは素材が違うだけでガラッと表情が変わるのも面白い。ウールにカシミヤ、シルク、コットン…硬くも柔らかくもあるそれぞれの表情を楽しめるので、年中着てしまうんですよね」。


CHARVETのストライプシャツ、PATAGONIAのショーツ、JIL SANDERのウールスラックス

1CHARVETのストライプシャツ

「どんなに暑い日でもシャツは長袖一択。直射日光を避ければ暑さをしのげてむしろ涼しいんです。シャルべのシャツは天然の超長綿でシルクのような肌触りが魅力」

2PATAGONIAのショーツ

「ランニングが日々のルーティンですが、相棒はこのパタゴニア。内側のメッシュが汗ばんだ肌でもベタつかない。吸水速乾性がいいので、夏の普段ばきとしても優秀」

3JIL SANDERのウールスラックス

「細番手のトロピカルウールを使っているので夏でも涼しく、耐久性が高いのもポイント。色褪せしないので、半永久的に濃いネイビーを楽しめるのがうれしすぎる」


KAPTAIN SUNSHINEのTシャツ、CAMILLE FOURNETのアンチ・スウェットバンド

4KAPTAIN SUNSHINEのTシャツ

「ビッグシルエットのTシャツはプルオーバー感覚で着ています。これは肌触りがよく、丈夫なシーアイランドコットンなので、夏もベタつかないんです」

5CAMILLE FOURNETのアンチ・スウェットバンド

「時計のレザーベルトは汗で劣化してしまうので夏は御法度。しかし、このカミーユ・フォルネのものは裏側がラバーコーティングされ夏でも気兼ねなく着用できます」


Profileプロフィール画像
Profile
2018年よりスタートしたユニセックスカシミヤブランド「BODHI」のデザインを手がける。健康のために始めた朝のランニングが日課。


Photos:Yuko Yasukawa
Composition&Text:Mayu Yamamoto

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