働く男の味方、伊勢丹と阪急ではレザーが人気?
スタイルも気遣う「働く男」を支える存在といえば、東の伊勢丹新宿店と西の阪急メンズ大阪。その両店舗に、人気の傾向を鑑みて、40歳男子に向けた「働くカバン」を3点ずつ提案してもらったところ、アノニマスな見た目でエレガントな雰囲気が漂うレザーバッグが集結した。
「主張が控えめながらもエレガンスを備え たものが、感度の高い方には非常に人気。モノのよさを見極めて選んでいる印象です」(伊勢丹新宿店バイヤー・福島成博さん)。
「よいものを長く使いたいというニーズが増えており、クオリティの高さと同時に、ミニマルなデザインが支持されています」(阪急メンズ大阪バイヤー・上戸大夢さん)と、両店とも同様の傾向がある模様。
伊勢丹では「ビジネススタイルのカジュアル化とともに、明るい色の人気が上昇中。また、ペア使い需要も増えています」。阪急では「クラシック回帰傾向と同時に、オン・オフ両用できるデザインも人気」というように、働き方が多様化する中でクラシック一辺倒ではなく、個性も重視される傾向が見られた。
伊勢丹新宿店
ACATE

・OSTRO2-M
・¥220,000
・縦31㎝×横45㎝×マチ18.5㎝
日本で生み出したデザインをもとにイタリアのファクトリーで生産。フラップ付きのブランドアイコン「オストロ2」のMサイズは、スタイリッシュな佇まいで、男女共用目線でも人気が高まっているそう。/アカーテ(ウエニ貿易)
SMYTHSON

・Ludlow Ultra Slim Brief Case With Zip Front
・¥330,000
・縦28㎝×横37㎝×マチ6㎝
英国ブランドがイタリアで生産するバッグは、上質なレザーによる丁寧な作りに定評あり。現代のビジネス服にも似合う「アドミラルブルー」の2WAYブリーフは、コンパクトで機能性にも長けている。/スマイソン(ルック)
FUJITAKA

・One-handle Tote
・¥143,000
・縦33㎝×横35㎝×マチ14㎝
「両手をあけたい人に人気」なワンショルダー需要を満たすスタイリッシュな新作。国内ブランドらしい細かな技術を生かした多機能さに加え、身体に沿う曲線的なデザインで、持った姿も様になる。/フジタカ(フジタカ トーキョー)
阪急メンズ大阪
VALEXTRA

・2 Handle Milano Bag Large
・¥880,000
・縦35㎝×横43㎝×マチ20㎝
実用性を備えた「2ハンドル ミラノ バッグ」は、柔らかなミレプンテカーフスキンがもたらす格調高い佇まいが魅力。ラージサイズで収納力が高く、昨今のオン・オフ需要にも対応。/ヴァレクストラ(ヴァレクストラ ジャパン)
MAISON TAKUYA

・Flap Brief Bag L
・¥207,900
・縦29㎝×横46㎝×マチ18㎝
大開口コンパートメントを備えたフラップ式ブリーフは、カジュアルでも使えるデザイン。スナップボタンでマチが拡張できるため、PCや着替えなどの収納にも柔軟に対応する機能派な一面も。/メゾンタクヤ(ファーレ)
THE WARMTHCRAFTS-MANUFACTURE

・LAGUNA DERBY MEDIUM
・¥187,000
・縦29.5㎝×横39.5㎝×マチ8.5㎝
馬革の扱いに長けるタンナー「新喜皮革」をパートナーに、タイムレスな製品作りを行う馬革専門ブランド。ホースハイドレザーをシックに仕上げたミドルサイズのブリーフは、トラッドかつ実用的な2WAY。/TWCM(コードバン)