2026.01.03
最終更新日:2026.01.03

【定番「ショット」ライダース vs. 新定番ブランド】スタイリスト厳選。大人が買うべき「黒レザージャケット」の定番と新定番

この冬、ワードローブに是非加えたいのがレザージャケット。一点投入するだけで旬なムードがまとえる上に、タイムレスなアイテムでもあるから大切に育ててマイ・ヴィンテージにする楽しみも。はじめの一着に選ぶなら、万能な黒が正解。レザージャケットの殿堂入りブランド「ショット」に続き、ファッションプロが「新定番」として今大人にすすめる逸品とは? スタイリストの瓜坂拓海さんにピックアップしてもらった。

定番|「ショット」のシングルライダースジャケット641XX

Schottのシングルライダースジャケット641XX
ジャケット¥159,500/ショット(ショットグランドストアトーキョー)

不朽の定番、Schott(ショット)のライダースジャケットはまさに飽きのこない逸品。その歴史は1928年にまで遡り、創業者アーヴィンとジャック・ショット兄弟がハーレーダビッドソンを乗り回すバイカーたちのためにデザインしたことが始まり。実用的なアイテムとして愛されながら、アーティストや若者たちからは反骨精神の象徴としても支持されるように。時代を超越する強い存在感に洗練と独自性を加え、ファッションアイテムとしても進化してきた。

Schottのシングルライダースジャケット641XX アップ

641XXは、1960年代に生産されていたモデルを日本限定で復刻したプレミアムなアイテム。すっきりとした、ほどよくタイトなシルエットが印象的なシングルライダースジャケットだ。

オリジナルのディテールやサイズスペックを忠実に再現し、上質なジェニュインステアハイドを採用。滑らかな厚手の牛革は光沢感を携え、カジュアルに羽織ってもマチュアな風格を醸し出す。実際にバイクに乗ることを考えた仕様となっていて、肩の後ろ部分にプリーツを施し、快適なライディングフォームとともに、日常での動きやすさを叶えてくれる。

 「ショットの定番といえばダブルライダースジャケットですが、より今っぽく着られるという意味でシングルライダースジャケットを選びました。独特の無骨さが漂うクラシックなデザインなので、デニムよりもスラックスなどきれいめなパンツを合わせるとぐっと垢抜けた印象に」(瓜坂さん)

 

 

着やすさが抜群な新定番|「ヘリル」のラムレザージャケット

Herillのラムレザージャケット
ジャケット¥154,000/ヘリル(にしのや)

レザーアウターをはじめ、ニットアイテムなど冬のアイテムが充実するHERILL(ヘリル)。日本国内の伝統的な技術を持つ工場とともに生み出すハイクオリティな服は、ファッションプロにもファンが多い。スタイリストの瓜坂拓海さんがチョイスしたのは、シンプルなジップアップブルゾンタイプのレザージャケット。ブランドの定番として愛される逸品だ。

Herillのラムレザージャケット アップ

ゆとりがあるので、中にニットを着てももたつく心配なし。重厚な黒とリラックス感のあるシルエットが絶妙なバランスでこなれて見える。高品質のレザーは着るほどに馴染み、末長い相棒に。

 

「正統派でジャストフィットなショットとは対極にある、オーバーサイズなシルエット。着丈も長く、ハーフコートのように着ることもできる。ラムレザーはしなやかで柔らかく、あらゆる面で着やすさが追求されたレザージャケットだと思います」(瓜坂さん)

今っぽさが叶う新定番|「カル」のシープスエードレザージャケット

Caleのシープスエードレザージャケット
ジャケット¥154,000/カル

スタンダードの中にモダンさが光る、東京ブランドのCale(カル)の服作り。上質な素材と丁寧な縫製で仕立てられた服は、一見シンプルだけど着るだけでどこか旬! レザージャケットもそんな魅力を存分に感じられる一着だ。

漉き加工で薄く軽やかに仕上げたシープスウェードは、柔らかくしなやかなことが特長。裏地にコットンキュプラを採用することで軽く、快適な着心地に。レザーアイテムにありがちな着用時のストレスがないことも嬉しい。

Caleのシープスエードレザージャケット アップ

シルエットはラグランスリーブのブルゾン型で、ゆとりのあるパターンを採用。滑らかなタッチと光沢感を携えたシープスウェードが、シックでありながら優しい印象に仕上げてくれる。

「Caleは毎シーズン、レザージャケットを作っていて、このシープスエードのジャケットはショート丈。素材的にもデザイン的にも気負わずサラッと羽織れて、実際に自分が着るなら、これが気分です。ダメージの入ったパンツで崩しつつ、足元は上品な革靴を合わせたいですね」(瓜坂さん)。

カジュアルをリッチに昇華した新定番|「アンスクリア」のレザージップフーディ

INSCRIREのレザージップフーディ
ジャケット¥141,900/アンスクリア(アマン)

INSCRIRE(アンスクリア)はもともと人気のあるレディースも、ミリタリーテイストやヴィンテージなどのメンズスタイルの解釈から生まれたブランド。だからこそ改めて、メンズを注目してほしいと新定番にチョイス。レザーアウターでもこんな遊び心のあるものを選ぶと、上質なストリートルックが楽しめる。

スウェットフーディをベースにしたフェイクレザーのブルゾンは、周囲と差がつく一着。ドロップショルダーで身幅と袖幅を広くし、今らしい着こなしが叶う。

INSCRIREのレザージップフーディ アップ

フェイクレザーといっても、しっとり、もっちりとしたリアルな質感が特徴のイタリア製を使用し満足度は申し分なし。素材からシルエットまで語りどころが多いのも、服好きには嬉しいポイントだ。

 「パーカのようにカジュアルな気持ちで着られるからこそ、あえてツイードのスラックスとか大人っぽいアイテムを合わせたいですね。保温性のあるスウェットの裏地や、フェイクレザーは手入れもしやすそうで、実用性も抜群」(瓜坂さん)

スタイリスト
瓜坂拓海

1994年、島根県生まれ。森田晃嘉氏に支持したのち、2020年に独立。『MEN’S NON-NO』や『UOMO』をはじめ、ファッション誌や広告などで幅広い活躍をみせる。

ショットグランドストアトーキョー TEL:03-3464-1913
にしのや TEL:03-6434-0983
カル http://cale.jp
アマン TEL:03-6418-6039

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