夏を涼しく、快適に、そしておしゃれに過ごしたい。そんな大人に向けて、アークテリクスが展開する「ヴェイランス」の最新サマーコレクションをフィーチャー。
暑さや湿気、突然の雨。年々過酷になる日本の夏に、高い機能性は欠かせない。だが大人が求めるのは、それだけではない。快適さと品のよさを両立しながら、日常に自然と馴染むこと。ヴェイランスは、その難しいバランスを軽やかに実現してみせる。今回は最新アイテムを使った4つのスタイリングを通して、夏の日常に寄り添う着こなしを提案する。
休日の街歩きや旅先での散策。強い日差しの下でも長袖シャツを心地よく着られたら、夏の装いはもっと自由になる。そんな願いに応えてくれるのが「キューセック LS シャツ」だ。リサイクルナイロンと和紙を混紡した独自素材「Washiba™」を採用し、肌離れのよさと軽やかな着心地を実現。汗ばむ季節でもベタつきにくく、風が通り抜けるような快適さを味わえる。一方で、その魅力は機能性だけではない。オープンカラーのリラックス感と比翼仕立てのクリーンな表情が共存し、カジュアルにも上品にも振れる柔軟さを備えている。
インナーにはメリノウールを使用した「フレーム SS シャツ」をレイヤード。圧着シームによるステッチレス仕様で、素肌に着てもストレスが少なく、天然素材ならではの温度調整機能や防臭性も備える。合わせたのはコットン素材のワークパンツ。あえてテクニカルなパンツを選ばず、天然素材の質感を加えることでスポーティになりすぎるのを防ぎ、日常着としての上質さを引き出した。高機能でありながら肩肘張らずに着られる。そんなヴェイランスらしい夏のシャツスタイルだ。
シャツ¥59,400・Tシャツ¥25,300/ヴェイランス(アークテリクス ゲストサービスセンター) その他/スタイリスト私物
夏の出張や週末の小旅行、あるいは移動中の突然の雨。天候の変化が読めない一日に、一枚あると安心なのが「デムロ フーディ」だ。アークテリクスが東レと共同開発したTyono™ナイロンミニリップストップを採用し、軽量性と防風性を両立。内ポケットへ収納できるパッカブル仕様のため、バッグの中に入れておいても負担にならない。とはいえ、このジャケットの魅力はスペックだけではない。シンプルなデザインのなかに隠された立体的なパターンワークが、着用時に美しいシルエットを生み出す。
薄手のシェルは一歩間違えるとアウトドア色が強くなったり、平面的な印象になったりしがちだが、「デムロ フーディ」にはそれがない。今回はインナーに上質なウール素材を合わせ、ボトムにはライトグレーのスラックスを選択。ブラック一辺倒ではなく、柔らかなグレートーンを差し込むことで、都会的な軽快さを演出している。旅先でも街中でも違和感なく馴染む。それでいて気温や天候の変化にはしっかり対応してくれる。そんな大人のためのシェルジャケットである。
ジャケット¥84,700/ヴェイランス(アークテリクス ゲストサービスセンター) その他/スタイリスト私物
旅先の街を歩き、カフェでひと息つき、そのまま夕方まで気ままに過ごす。そんな夏の一日にちょうどいいのが、「スピア SL ブレザー」と「スピア SL ショーツ」の組み合わせだ。両アイテムに採用されているのは、リサイクルナイロンにアバカ(マニラ麻)を混紡した独自開発素材「Ondritex™」。軽量で耐久性に優れ、吸湿速乾性に加えてUPF50+も備えている。真夏の強い日差しの下でも快適さを維持してくれる頼もしい素材だ。ブレザーはフロントスナップボタン仕様のアンコンスタイル。ショーツはウエストドローコードを備えたリラックスフィットで、長時間着用してもストレスが少ない。
注目したいのは、その着こなし方だ。インナーにリネンシャツを合わせることで、ミニマルなセットアップ特有の緊張感をほどよく中和。ショーツが生み出す軽快さを生かしながら、品のよさも両立している。ヴェイランスの服は完成度が高いからこそ、全身を同じトーンで固めると少しストイックに見えることもある。だからこそシャツやスニーカー、サンダルなど、自分らしい要素を加える余白を残しておきたい。機能性と上品さ、そして気負わない軽快さ。そのバランスが、このセットアップの魅力だ。
ブレザー¥84,700・ショーツ¥47,300/ヴェイランス(アークテリクス ゲストサービスセンター) その他/スタイリスト私物
特別な予定はない休日。そんな何気ない一日を少しだけ豊かに見せてくれるのが、このスタイルだ。「メトロン SS ポロ」は、優れた湿度管理性能とストレッチ性を備えた一着。汗ばむ季節でも快適な着心地を保ちながら、一般的なポロシャツにはないシャープな襟のラインによって、どこか知的な印象を与えてくれる。合わせたのは「スピア SL パンツ」。通気性と速乾性に優れたOndritex™素材を採用し、驚くほど軽やかな穿き心地が心地いい。ストレートフィットの端正なシルエットに、ドローコード仕様の気軽さを備え、ほどよい抜け感とクリーンな印象を両立している。
一見するとごくシンプルなポロシャツとパンツの組み合わせ。しかしポケットの造形やカッティング、立体的なパターン設計など、細部にはヴェイランスらしい機能美が息づいている。足元にはグリーンのローファーを合わせ、無彩色だけでは終わらないアクセントをプラス。控えめでありながら印象に残る、大人らしい夏のスタイルが完成した。
ポロ¥42,900・パンツ¥59,400/ヴェイランス(アークテリクス ゲストサービスセンター) その他/スタイリスト私物
服に求めるものが増えた今の夏に、ヴェイランスはひとつの答えを示してくれる。快適であること。品よく見えること。そして毎日のように手が伸びること。そのすべてを無理なく両立しているからこそ、特別な一着ではなく、日常のワードローブとして頼りになる。
気づけば着ている。そんな服が、結局いちばん強いのかもしれない。