純金と呼ばれるK24のジュエリーはK10やK18と異なり、柔らかくて加工をするのが難しいため、職人の技術が欠かせない。このシグネットリングは1892年創業の老舗「田中貴金属」と長谷川がコラボレーションしたもの。もともと田中貴金属にはK18の八角形のシグネットリングしかなかったが、特別にK24の六角形を作ってもらった。こちらのオリジナルモデルは、職人が一つ一つたたいて形を完成させる「鍛造製法」によるもので、金のジュエリーの中でも特に難易度が高い。肉厚のアームや絶妙なシェイプを表現するために、何回もサンプルを作って試行錯誤したそう。使い込むほどに味が出てくるのもK24の魅力。この長谷川の私物のリングは小銭入れに入れていたら傷がついてしまったそうなのだが、それも味。リング正面とアーム(正面に向かって左の片側)には、アーティストのナイジェル・グラフに描いてもらった手書きフォントをイニシャルとして刻印することができる。ちなみに初めてこのリングをオーダーしたときから、金は3倍近く値上がりしており、金相場は今も上昇し続けている。

A.H K24 シグネットリング¥1,401,620~(参考価格)/田中貴金属