この春のロングコートの大本命は、トレンチ。いつもよりクラシックなデザインに挑戦してみたい。王道のベージュを抑えて、エスのブラウンが1位に輝いた。
1位|ES:S
国内生産にこだわったエスのトレンチコート。モダンな佇まいとブラウンカラーが支持されて見事1位に。コットンリネン生地に洗い加工を施し、奥行きのある表情を実現した。ラグランスリーブ仕様。
山崎裕太(会社員)「ここまで軽やかなトレンチがあるとは! 生地の薄さに感動」
髙橋耕平(グラフィックデザイナー)「断トツでこれ! ゆったりとしたサイズなのに収まりのよい肩のライン。どんな体型の人が着てもきれいなのはパターンが緻密に計算されているから」
岩崎亮裕(公務員)「トレンチコートのクラシックさが、着やすいバランスに調整されている。エポーレットが排されており、ブラウンの色味と相まって取り入れやすかった」
安達陽太(会社員)「リネン混の生地は表情に奥行きがあって新鮮。ウエストベルトを絞り、ラフに着るくらいがカッコいい」
2位|AURALEE
高密度に織り上げたコットンを採用。製品染めによるざっくりとした風合いで、着続けていくほどに味のある表情に変化していくのも魅力。
斉藤紘士(会社員)「トレンチコートをこのアプローチで仕上げてくるのが面白い。シワのある生地でヴィンテージのようなムードが漂いつつも極めて上品」
渡辺賢史(会社員)「ミリタリーっぽさがありながら、不思議と落ち着いて見えるのはさすがオーラリー。タフな生地でも裏地なしだから重たさを感じない」
3位|MACKINTOSH
コットンギャバジンを用いた定番モデル「BLANEFIELD」。先染め特有の深みのある色味が美しい。
杉浦靖隆(会社員)「トレンチコートはマッキントッシュ一択! 生地の張りや光沢は言わずもがな、襟を立てたときのフラップまで洗練されているのがよい」
高味克弘(会社員)「玉虫色に品格が宿っている。着ると身が引き締まるコート。せっかくならこの王道のデザインが欲しい。肩にフィットするパターンもさすが」
4位|ANATOMICA
アナトミカ定番のトレンチコート。タテ糸とヨコ糸で色の異なるコットンギャバジンを使うことで玉虫色を表現した。
吉田聖(会社員)「ツヤのあるアナトミカ特有のコットンギャバジンがたまらない。エポーレットや袖口のストラップなど、クラシックムード全開なのが素敵」
竹田大介(会社員)「程よいゆとりがありつつ、きれいなAラインのシルエットなのが好き。しっとりとした表地は色気を感じる。裏地のチェック柄もきいている」
5位|HEVO
南イタリア発のアウター専業ブランド。少しゆとりがあるAラインシルエットで、端正な印象に仕上げている。
中村卓也(パタンナー)「肩や胸まわりは程よいボリュームでシルエットがきれいに見える。難易度が高いかと思ったけど、ミニマルな作りゆえに気負わず着られる」
深堀賢斗(医師)「トレンチコートの白はあり! これぞ春アウター。ボタンが透明で生地の色味と馴染んでいるのも着やすい理由。10万以下で買えるのもうれしい」