2024.10.29

1位はコム デ ギャルソン・オム。おしゃれな大人が本当に欲しい「ロングコート」BEST5【2024秋冬 試着フェス®】

ロングコート部門

今回の試着フェス会場で最も充実していたロングコート部門。計44着の中で、総合ランキングにも3着が選出された。ランキング常連のコム デ ギャルソン・オムは、ヴィンテージライクな生地が高評価。

5位|GABRIELA COLL GARMENTS×ÉDIFICE

GABRIELA COLL GARMENTS×ÉDIFICE
¥220,000/ガブリエラ コール ガーメンツ フォー エディフィス(エディフィス 新宿)

ロロ・ピアーナのヘリンボーンウールは、エディフィスだけの別注生地。裾のカットオフもポイント。

新井 周(弁護士):インラインのものより襟元がスッキリしていて着やすい。超ロング丈で歩いたときになびく感じがたまらない。はおるだけでオーラが出ます。

若林 伸明(アパレル):ロロ・ピアーナの生地をこんなにたっぷり使うなんて贅沢すぎる。ドロップショルダーやたっぷりした身幅で、ストレスフリーな着心地。

4位|HUM VENT

HUM VENT
¥118,800/ヒューベント(alpha PR)

ピーコートをもとにしたヒューベントの一着は、大きなラペルが実に新鮮。たて糸とよこ糸に太さの異なるウールを使い、ふっくらとした風合いにした。

津島 大地(フォトグラファー):大きなラペルを見た瞬間、自然と手に取ってました。袖もボリュームがあって、かわいいですよね。

中村 晃大(コンサルタント):装飾のないデザインによって、独特なシルエットがより際立つ。生地はふっくらとしていて、軽やかな着心地。身幅がもう少し細いとうれしい。

3位|MACKINTOSH×L’ECHOPPE

MACKINTOSH×L’ECHOPPE
¥264,000/マッキントッシュ × レショップ(レショップ 青山店)

今回で4回目となるレショップ別注。マッキントッシュの中でも膝上丈が特徴的な「デニー」の身幅を広めに変更した。

寺西 法光(海上自衛官):生地はゴム引きならではの硬さですが、短めの膝上丈とゆるい身幅で、思った以上に動きやすい。オン・オフ問わず、スーツのときでも着たい。

竹井 一雅(デザイナー):レショップとマッキントッシュのコラボは毎回気になる。このミドル丈は新鮮だった!

2位|INSCRIRE×Aquascutum

INSCRIRE×Aquascutum
¥217,800/アンスクリア × アクアスキュータム(ビショップ)

アクアスキュータムのコートをアンスクリアが大胆にアレンジ。肩にゆとりをもたせ、袖や裾を切りっぱなしに仕上げた。

遠藤 俊(美容師):伝統的なアクアスキュータムのコートの袖や裾を切りっぱなしにしてしまうなんて! ライナーのチェックが裾からチラ見えするのもあざとい。

瀬谷 俊法(SHIPS バイヤー):クラシックなコートにダメージ加工を施すという発想にしびれた。オーバーサイズでありながら、だらしなく見えないバランスにも感動。

1位|COMME des GARÇONS HOMME

COMME des GARÇONS HOMME
¥130,900/コム デ ギャルソン・オム(コム デ ギャルソン)

クラシックコートのアップデート具合が絶妙すぎた!

ロングコート部門でベストワンに選ばれた、コム デ ギャルソン・オムのステンカラーコート。生地やディテールにひとひねりのあるコートが、参加者の目に留まったもよう。ソフトなオイルド加工を施したコットンを採用し、内側にはミリタリーベストが付属している。

渡辺 賢史(会社員):内側にミリタリーベストがついてるのにはびっくり! こういう遊び心はギャルソンらしい。

工藤 健(アダム エ ロペ PR):オイルが程よく染み込んだ生地のエイジングは新品だとなかなか出すのが難しそう。極端なオーバーサイズではない絶妙なシルエットも好き。

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