読者たちのリアルな採点と声から、いま買うべきアイテムを考える人気企画試着フェス®&美容フェス。今回は「即決」をコンセプトに掲げて総勢123名の参加者たちが選んだアイテムを、部門別のランキング形式でわかりやすく紹介。今記事では一枚でも主役になるネルシャツにフォーカス。ライトからヘビーまでさまざまな厚さを用意した。
6〜10位はこちら
5位|nanamica
厚手のパラカチェックを大胆にデザイン。ドロップショルダーや広めの開襟など、ネルシャツでは珍しいパターン設計も新鮮だ。
多田陽紀(会社員)「ブルゾンのような感覚で、がばっとはおれるネルシャツははじめて。裾にドローコードがついていて、気分でシルエットに変化をつけられるのもうれしい」
安達陽太(システムエンジニア)「ネルシャツなのにまさかの開襟! コーチジャケットっぽさもあって、この発想は面白い。フロントに大きめのフラップポケットが2つあるのもかわいい」
4位|COMME des GARÇONS HOMME
欧州産コットンフランネルを使用。同系色のチェック柄をドッキングし、クラフト感のある縫製で仕上げた。
久礼雄士(アパレル)「異なるチェック柄を掛け合わせたデザインがユニーク! 一枚でサマになる、主役級のネルシャツです。立体感のあるシルエットに対して襟はコンパクトな作りだから、すっきりして見えるのもありがたい」
キム・ヒョンガン(デザイナー)「左右非対称だけど、色のトーンがマッチしているから馴染んで見える。このこまやかさがいい」
3位|NICENESS
’30年代アメリカのハンティングシャツのディテールやチェックの配色を踏襲。先染めしたシルク生地の両面に起毛加工を施すことによって、特有の滑らかさと温かみのある風合いを出している。
林智之(会社員)「低めのフラップポケットや大きめのボタンなど、ナイスネスらしい遊び心を随所に感じました。値は張るけど…それでも欲しい!」
斉藤遼(フリーランス)「シルクを使用した光沢のある生地に、ブラウンの小さなチェックが大人っぽい。間違いなくスタイリングを格上げしてくれる一枚」
2位|AURALEE
オーラリーの美学が詰まった一枚は、極細の梳⽑ウールを特殊な手法で柔らかく撚り上げ、空気を含んだような質感に。従来のアメカジ的なアプローチとは異なる、上品な雰囲気のチェックが支持を集めた。
小寺勇太(工芸品バイヤー)「独特な配色にモダンなシルエット。カジュアルなチェックシャツなのになぜか品よく見える。やはりオーラリーの一枚は間違いない!」
畠山拓千(会社員)「毛羽立っているのにチクチク感がなく、肌あたりが柔らかくてびっくり。グリーンとパープルを組み合わせたきれいな配色も好き」
1位|T.T
’50年代のアメリカのシャツをベースに、着丈や身幅を現代的にアップデート。ヴィンテージのような風合いを忠実に再現すべく、グラデーションのチェック生地を採用し、さらに漂白加工を施した。
渡辺賢史(会社員)「ヴィンテージさながらのデザインを新品で楽しめるなんて」
土屋善直(公務員)「軽く柔らかな着心地で、ネルシャツ特有の武骨さを感じませんでした。ヴィンテージの一枚を想起させるのに、開襟のパターンでスタイリッシュさもある。自分の中のネルシャツのイメージが覆されました」
山崎裕太(会社員)「古きよきアメカジを彷彿とさせるデザインにうなりました。さりげない起毛感に加え、淡いイエローと渋みのあるブラウンの掛け合わせもしゃれている」