
2025年秋冬シーズンのセレクトショップ別注&エクスクルーシブアイテムから、買うべき逸品を厳選して紹介! ビームス別注の第2弾は、ピーチスキンのトランスポートやコーデュロイのグラミチパンツなど、日常使いに最適なリアルクローズをピックアップ。
01. Barbour × BEAMS F|TRANSPORT PEACH SKIN JACKET

ラミネート加工を施したアップグレード仕様
「90年代に登場した着丈の短い『トランスポート』。一見着こなすのが難しそうに感じますが、意外とどんなコーディネートにもマッチします。素材をポリエステルコットンのピーチスキンに替えた別注は、デイリーにユースにぴったりです」(ビームス プレス 原田大嗣さん)
マットなピーチスキンにポリエステルラミネート加工を施した、アップグレードバージョン。コットン×ポリエステルの混紡生地の裏面にフィルムを貼ることで、撥水性を高め、ほどよいハリ感を持たせた。シルエットも袖幅や袖口に少しゆとりのある別注仕様にアレンジ。
02. Barbour × BEAMS F|BEDALE CLASSIC FIT PEACH SKIN JACKET

クラシックBUTテックな別注「ビデイル」
「バブアーを象徴するモデル『ビデイル』は、オリジナルのオイルドクロスも味があってよいですが、日常的に着るならやっぱりピーチスキン。クラシックなロングセラー定番ならではの信頼感もあり、ビジネスコートにも応用できるアウターです」(原田)
前出のトランスポート同様、撥水性を備えたテックなピーチスキンを採用したアップグレード別注。付属パーツの色にもこだわった。こちらも袖まわりのシルエットを少しゆったりと、モダンな印象に仕上げている。袖裏にもタータンチェック裏地を配し、折り返したときのアクセントに。
03. LEE × B:MING by BEAMS|DENIM STORM RIDER & DENIM PANTS


裏ボア仕立ての人気別注がブラックデニムで
「防寒用のGジャンとしておなじみのリーのストームライダー。オリジナルはブランケット裏地ですが、近年はボア仕様で展開されています。ビームスでは今季、製品加工でアタリを出したヴィテンージ調のブラックデニムを採用。同素材のベーシックなストレートジーンズもそろえています。セットアップで、単体で、着回し幅の広い永久定番は、買って後悔しません」(原田)
毎年人気を集める定例のリー別注。素材だけでなく、インラインのシルエットをモダンにアレンジして、ファッション感度を高めている。やりすぎない控えめなヴィンテージ加工も好印象。ストームライダーは、1970年代のヴィンテージに見られるタグのデザインを踏襲。ジーンズはヒップラベルをあえて外し、ミニマルに仕上げることで幅広いスタイリングに対応。
04. Gramicci for B:MING by BEAMS|CORDUROY PANTS

90’sムードの少し太畝のコーデュロイにも注目
「ルーズテーパードシルエットの定番グラミチパンツをベースに、今っぽくすっきりさせた別注です。秋冬の鉄板素材コーデュロイにユーズド加工を施し、こなれ感を演出しました。ウェビングベルトでラクにはける定番パンツは、今季のスタメンになること間違いなし」(原田)
グラミチパンツをシルエットの美しいスラックス仕様に。90’sのコーデュロイパンツに着想した、少し太畝のコーデュロイを選んでいるのがポイント。モノトーンと好相性で、ブラックよりもマイルドなチャコールグレーのほか、エクリュやダークブラウンも展開。
05. Gramicci for B:MING by BEAMS|WOOL LIKE SLACKS

ウールライクなオリジナル素材の一番使えるヤツ
「ウールのように見える、あたたかみのあるオリジナル素材のスラックス。シワになりにくく、オンオフ問わずに使いやすい万能パンツです。グラミチの特徴であるガセットクロッチを活かしたデザインで、クリーンな佇まいながら動きやすく、アクティブなシーンにもOKです」(原田)
ウール調のポリエステル素材を使用したグラミチパンツ。イージーケアで毎日使える一本。ブラックとチャコールグレー、スラックスとして使いやすい2色展開。
06. Gramicci × BEAMS|SHINY NYLON 6 POCKET PANTS

型からつくったミリタリー調のモダンな新作
「ミリタリー特有のタフなカーゴパンツを、日常で使いやすいファッショナブルなパンツに昇華した別注です。光沢感のあるナイロン素材でミリタリー感を抑え、スウェットやシャツなどにもマッチするようなルックスに。カジュアルに、きれいめにと、幅広くコーディネートが楽しめます」(原田)
本格的な軍用の6ポケットカーゴパンツをベースに、両腿のフラップポケットなどの機能的なディテールはキープしつつ、素材使いやシルエットで都会的に再構築。グラミチ特有のウェビングベルトによるイージー仕様に加え、パンツ裾のドローコードでシルエットを自在にアレンジできる点も魅力。

静岡県出身。ビームス 新丸の内のスタッフを経て、2024年3月からプレスに。ストリート、アイビー、モードなど、多様な要素をミックスしつつ、きれいにまとめたファッションが好み。趣味はサッカー。救急救命士の資格を持つ。