ファッションキュレーターの小木”POGGY”基史と、アメリカンヴィンテージウェアをベースとするファッションブランドKOOKY ZOO(クーキーズー) のコラボレーションライン「POGGY THE KID」がローンチ。
![【大人のデニム&スウェット】ヴィンテージの画像_1](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/338588/2023_10_517b03a4d36bb5ae9204e3f90e9c40ad.jpg)
ヴィンテージのキッズウェアの収集を趣味とする、小木”Poggy”基史と「クーキーズー」が共鳴し発足した「POGGY THE KID」。
初コラボレーションのアイテムであるデニムとスウェットパーカの2型は、POGGYの所有する1960年代の子ども用のデニムとスウェットパーカがデザインの着想源。サイズは大人用に拡張され、フェードやダメージは“デザイン”として忠実に再現されている。
JUVENILE DENIM PANTS
![【大人のデニム&スウェット】ヴィンテージの画像_2](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/338588/2023_10_517b03a4d36bb5ae9204e3f90e9c40ad-1.jpg)
![【大人のデニム&スウェット】ヴィンテージの画像_3](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/338588/2023_10_ff8e10c29a83f797bdf8d3f578d35484.jpg)
![【大人のデニム&スウェット】ヴィンテージの画像_4](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/338588/2023_10_b8f3d86a1d9409b83e323302656679ca.jpg)
「クーキーズー」のシグネチャーモデル「JUVENILE DENIM PANTS」をベースに、Poggyが所有する1960年代の子ども用デニムを大人サイズに拡大し、色落ちやダメージまで再現。
繰り返し洗濯されたであろうフェードしたブルーに、膝の大きなダメージはわんぱくに駆け回った子どもの姿を想起させる。これらのディテールを仔細に再現することで、当時の子供たちとデニムとの親密な関係性を表現している。
JUVENILE SWEAT PARKA
![【大人のデニム&スウェット】ヴィンテージの画像_5](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/338588/2023_10_0ba506c60013aa45d847c4fcae5c4b7a.jpg)
![【大人のデニム&スウェット】ヴィンテージの画像_6](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/338588/2023_10_e64760e0703c0f22e56dffaa384921e7.jpg)
![【大人のデニム&スウェット】ヴィンテージの画像_7](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/338588/2023_10_567e08d684b689f9d0b9cbef2406c5c6.jpg)
![【大人のデニム&スウェット】ヴィンテージの画像_8](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/338588/2023_10_7342aee08bd8c6bd08b0d86113aeb613.jpg)
![【大人のデニム&スウェット】ヴィンテージの画像_9](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/338588/2023_10_9bdd33c162bd42d69ed0bb0185cfcdc9.jpg)
![【大人のデニム&スウェット】ヴィンテージの画像_10](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/338588/2023_10_fd0c5c1fdb71df8c28adb08ff5493ec4.jpg)
Poggy所蔵の1960年代の子ども用スウェットパーカをベースに製作。短丈のボディに対して、大きすぎるフードがつくアンバランスさが特徴だ。これは、成長過程にある子供の体躯のアンバランスさそのものである。今作のベースとなった「WHITE x GREEN」の配色は、当時恐らくキッズのみで展開されていたものと思われる。グレーのボディには、それをもとに着まわしやすいカラーにアレンジしたものである。
ホワイトのボディには、生活の中で付着したであろう汚れや染み。グリーンのフードと袖は、元の色が判然としないほどに褪色している。ネガティブにも取られかねないこれらの要素が、漏れなくデザインとして採用されている。
ヴィンテージ好きの心をくすぐる、細かすぎるディテールへのこだわりは両者の深い知見があってこそ。古着屋ではそう簡単には辿り着けない“いい感じ”のヴィンテージ感に仕上がっている。アイテムは現在「クーキーズー」の下記オンラインサイトと、「クーキーズー」正規取扱店にて販売中。気になる人は早めにチェックしよう。
「古着」に関するおすすめ記事