Thom Browne(トム ブラウン)が、ブランド史上初となるデニムコレクション「ジャパンデニム」を発表した。2025年12月27日(土)より、トム ブラウンのブティックで発売される。
トム ブラウン|ジャパンデニム
今回のコレクションで使用されているのは、広島で織り上げられた13.75オンスの日本製セルヴィッジデニム。歴史あるトヨダ製シャトル織機によって丁寧に生み出された生地は、ダークで生のインディゴが美しく映える。ロウインディゴのリジッドな質感に、ヴィンテージ仕様のチェーンステッチで裾を仕上げることで、高い耐久性と実用性を兼ね備えている。
ラインナップは、シュランケンジャケット、バックストラップトラウザー、プリーツスカート、シャツなど。トム ブラウンのシグネチャーであるテーラリングコードを随所に取り入れ、ジャケットの袖口にはトリコロールのグログランを忍ばせるなど、ブランドのアイデンティティが細部まで宿る。シャープな4インチ幅のカフを備えたトラウザーズは、ストレートシルエットでの着用はもちろん、裾を折り返してトリコロールをさりげなく見せるスタイリングも楽しめる。
モダンなシルエットと融合した洗練されたテーラリングの美しさと、ワークウェアならではの力強さがバランスよく表現されたコレクション。履き古すのではなく、履き込むことで完成していくデニムという考え方は、長く着続けるために生まれたトム ブラウンの哲学そのものだ。
クラシックと共に生きるためのテーラリングを、広島が誇るクラフツマンシップで手に入れる絶好の機会だ。