【TSUCHIYA KABAN】土屋鞄60周年記念バッグは「レザーじゃないほう」。職人技がナイロンに宿る「Solid」が数量限定発売

ランドセル工房を発祥とする革製品ブランド「TSUCHIYA KABAN」から、創業60周年を記念した特別モデル「Solid」が登場する。革製品で培ってきた美意識と職人技術を、新たな素材であるナイロンに落とし込むことで、土屋鞄ならではの「ナイロン表現」を確立。60周年にちなみ、バックパック、トートバッグ、クロスボディバッグの3型各60本という数量限定での展開。

8月7日(木)より全国の土屋鞄直営店舗およびオンラインストアにて発売がスタートする。

「温故創新」をテーマに掲げた今回のコレクション。古来より親しまれている革と、比較的新しい素材であるナイロン、そして日本の伝統的な要素や職人技を合わせることで、「古くて新しい魅力」を持つ製品を創り上げた。

メイン素材には、世界のラグジュアリーブランドから高い評価を得ているイタリア・LIMONTA社製高密度ナイロン「DAVIS」を採用。環境負荷を軽減する製法で丁寧に織り上げられたこの上質なナイロン素材は、厳選されたナイロン糸を高密度織りで仕立てることで、しっとりと滑らかで柔らかな手触りと上品な光沢感を実現している。

柔らかいナイロンを凛と自立させる建築的なフレーム構造と、それを可能にする精緻な組み上げ技術。フレキシブルなナイロン素材を採用しながら、フレーム構造を採用したことで堅い芯材にぴったりとフィットするよう縫製する必要があり、裁断から縫製、生地の返しまで、革鞄並みの作業精度の高さが求められる。

気に入ったカバンを末永く愛用してもらえるよう、「直してまた使う」ことを前提に、あらかじめ分解修理がしやすい設計を採用。土屋鞄では、永く愛用してもらうためのアフターサポートとして永久サポートを実施している。

土屋鞄60周年記念の未来と思いを表現するプリントレザーパーツを要所に配置。土屋鞄製造所の創業者・土屋國男の姿勢"Masterfully handcrafted（品格あるものづくり）"のタイポグラフィと60周年のビジュアルアイコンである手書きの矢印をプリントしている。

金属製の立体アルファベットを手作業で一つずつ取り付け。文字パーツが美しく並び、取り付け後に抜け落ちないよう、はめ込み用の穴を開ける抜き型の精度や裏座の工夫など、新しい挑戦を重ねている。

「TSUCHIYA」のTをアレンジしたオリジナルデザインのパーツを採用。Tにくり抜かれた形状で、デザイン性と機能性を兼ね備えている。

FIDLOCK社製バックルには独自のマグネット機構で簡単に着脱可能な機能に加え、今回は特別に表面にTSUCHIYA KABANロゴをプリント。3型各60本の数量限定で、60周年タグにはシリアルナンバーを刻印している。

ビジネスからタウンユースまで、洗練されたスタイルを軽やかに演出するバックパック。建築を思わせる直線的な構造を取り入れることで、しなやかなイタリア製の上質ナイロンをモダンなフォルムに落とし込んだ。メイン収納とパソコン専用ポケットの2層構造で、用途に合わせて荷物を分けて収納可能。

サイズ： 縦44.0×横30.0×最大マチ20.0cm
重さ： 約1,080g
収納： A4ファイル収納可、14inch PC収納可

建築を思わせるモダンなデザインで、荷物がしっかりと入るトートをオンオフ問わず楽しめる洗練されたスタイルに仕立てた。フレーム構造による直線的なフォルムと、高密度ナイロンが織りなす繊細なドレープが、軽やかな印象を与える。

サイズ： 縦34.0×横45.0×厚み21.0cm
重さ： 約1,110g
収納： A4ファイル収納可、14inch PC収納可

容量や背負い方によって形状が変化し、奥行きのある表情を生み出すデザインのクロスボディバッグ。サイドの調節バックルや胴面フレームの工夫で動きのある形状を実現。ショルダーベルトの長さを調節することで、多様な使い方が可能。

サイズ： 縦16.5×横35.0×厚み13.0cm
重さ： 約490g

創業60周年を記念したさまざまなイベントも2025年7月29日(火)より順次開催。愛用品Instagram投稿キャンペーンでは、土屋鞄スタッフが選んだ30名に「ナチューラヌメ革Lファスナー」をプレゼント。

また、全店舗では60周年記念「マスキングテープ」を配布（8月7日〜8月31日、無くなり次第終了）。

丸の内店と京都店では「『運ぶ』を楽しむ」展を開催し、2020年以来、好評な企画の全6作品が初の店頭展示となる。

革製品で培ってきた美意識と職人技術を新たな素材に注ぎ込んだ、土屋鞄の新たな挑戦。60年の歴史と未来への想いが込められた特別なコレクションを、ぜひ手に取って確かめてみてほしい。