2025.05.23
最終更新日:2025.05.23

リーバイス®「505™」、別注グラミチ... 大人が2025年春夏に買うべきパンツ4選【エディター激推し】

UOMOエディターたちが、この春に買うべき逸品パンツをピックアップ。どのアイテムもコーディネートを格上げしてくれること間違いなしだ。

01:FOLLのレインボウダイ ジーンズ

FOLLのレインボウダイ ジーンズ
FOLLのレインボウダイ ジーンズ
FOLLのレインボウダイ ジーンズ
¥33,000/フォル(ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア)

虹をはいているみたい

このデニムを見た時に、どこかから自然光が入ってそれが虹の光を落としているのかと思った。それくらい自然で、さりげない染め。名前も“rainbow dye wardrobe jeans”って、ロマンチックで可愛いなぁ。展示会でFOLLのデザイナー平沢さんが、この色を出すのがいかに大変かという話を教えてくれた。職人さんに何度説明しても、「そんなことは不可能」と取り合ってもらえなかったらしい。カラーアイテムを身に着けているという高揚感を味わいながらも、年齢相応な落ち着いた印象も両取りできる絶妙なライン。

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副編集長
中島綾子

世界を旅することを愛し、3人の息子たちとともに、これまでに19カ国を訪問。メキシコ、トルコ、モロッコが特にお気に入り。海外の旅行先では必ず料理教室に参加し、帰国後は各国の料理を自宅で再現している。旅好きながらもインドア派で、家に籠もって洋裁やDIYをするのも大好き。

ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア TEL:03-6434-1097

02:UNDER ARMOUR × UNITED ARROWSのナイロンセットアップ

UNDER ARMOUR × UNITED ARROWSのナイロンセットアップ
UNDER ARMOUR × UNITED ARROWSのナイロンセットアップ
UNDER ARMOUR × UNITED ARROWSのナイロンセットアップ
コート¥31,900・パンツ¥22,000/アンダーアーマー×ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)

「ちょっとそこまで」を至極いい感じにしてくれる服

日課の犬の散歩。どうせならと思い、最近は散歩しながら近所にある犬OKのお店にフラフラ立ち寄りたい気持ちが湧いているのだが、難しいのが服装である。近場だし、散歩をしているだけだし、そもそも犬もいるしで洒落込むのはなんか違う。だからと言って部屋着にアウターを羽織ってごまかすだけの格好だと店に入った後、恥をかく(先日体験済み)。要はちょっと洗練されているトレーニングウェア的なものがあればいい。それがこのUNDER ARMOUR × UNITED ARROWSのナイロンセットアップなのでは、と。

シャカシャカしているけれどもペールトーンでラフ過ぎないし、コートはウエストをぎゅっと絞れるデザインだからシルエットもだらしなくない。そして何より軽い。もちろんアウトドアにうってつけであることは言うまでもないが、個人的には「散歩服」の一軍にしたいと思っている。

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編集
渡辺真衣

ビューティー担当。意外と(⁉)細かいおじさんたちの願望を満たす美容ネタを日々探求。犬と猫と暮らしており、ストレスの99.9%を彼らが癒してくれるため、基本的に機嫌がいい。圧倒的に犬派だったが、愛猫のおかげで猫の沼にも沈むことに。趣味はディープな街で酒を飲むこと。

ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL:03‐5772-5501

03:Gramicci for JOURNAL STANDARDのビッグチノ クライミングパンツ

Gramicci for JOURNAL STANDARDのビッグチノ クライミングパンツ
Gramicci for JOURNAL STANDARDのビッグチノ クライミングパンツ
Gramicci for JOURNAL STANDARDのビッグチノ クライミングパンツ
¥17,600/グラミチ フォー ジャーナル スタンダード(ジャーナル スタンダード 表参道)

こんなに変えちゃっていいんですか(笑)

正直、これまでグラミチのパンツを通ってこなかった。イージーパンツの代名詞的存在ですが、テーパード強めのイメージが刷り込まれていて、自分のスタイルとはちょっと違うかな…とずっとスルーしてきた。ところが、このジャーナル スタンダード別注は、自分の知っているグラミチでは全くなかった(笑)。

テーパード一切なしの太めストレート。もはやソースはクライミングパンツではなく、アメリカのヴィンテージのチノパンとのことで、日本人の体型に合うようにアレンジしているらしい。どおりで、パンツ選びに悩むことが多い自分でもしっくりくるわけだ。コインポケットに、キーリングをつけるためのループがあるのもさすが。ウエストベルトだけがグラミチ定番の「Webbingベルト」になっている。アイコニックなアイテムをここまで大胆に改造しちゃうのには痺れた。ちなみに、自分はこのブラックをすでに注文済み。

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中林龍平

カルチャー・食担当。トレードマークは、ボリューミーなパーマ(入稿・校了時、1.5倍増)。一年中ほぼシャツ、冬だけニットもあり。年始に琺瑯鍋とフライパンを新調したので、きちんと自炊ができるようになりたい。

ジャーナル スタンダード 表参道 TEL:03-6418-7961

04:Levi's® Blue Tab™ “90's 505™”

Levi's® Blue Tab™ “90's 505™”
Levi's® Blue Tab™ “90's 505™”
Levi's® Blue Tab™ “90's 505™”
¥26,400/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン)

自分史上最高にクールな505™

はっきり言ってデニム選びに正解なんてなくて、週5日はく人もいれば週1の人もいるし、10本持っている人もいれば同じ1本をずっとはき続けている人もいるし、オーセンティックなブランドが好きな人もいれば、ヴィンテージが好きな人もデザイナーズが好きな人もいる。なのであくまで個人の気分の話として聞いてもらいたいんだが、この505™は相当いい。

何がいいってこの潔い単色具合。濃色インディゴの色に合わせてステッチもレザーパッチもすべて濃紺に揃えた結果、極めてミニマルでモダンなデニムに仕上がった。普通のブルーデニムに白シャツの着こなしってもはやちょっと恥ずかしいけど、ここまで削ぎ落とされたデニムならファッションとして成立する。もともと体型的に501® より505™のほうが似合うので、絶対に買おうと決めている。

池田  誠プロフィール画像
UOMOプリント版編集長
池田 誠

身に着けるモノの中では365日かけているメガネが一番大事だが、気分屋で服装には一貫性がなく、白髪に合えばなんでもいい。大阪府出身。お好み焼きと立ち飲みと電車と野球が好き。

リーバイ・ストラウス ジャパン TEL:0120-099-501

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