UOMOエディターたちが「買ってよかった」愛用のバックパックをご紹介。アウトドブランドのアイテムからハイブランドのアイテムまで、どれもデザインも機能も充実したものばかりだ。
01:MONOLITH|BACKPACK PRO SOLID
まさに至れり尽くせり
東海道新幹線の車内放送というと、「ただいまこの列車は三河安城駅を定刻通り通過しました。あと9分で名古屋に着きます…」が思い浮かぶ。なんて親切な。
しかし最近は海外からの旅行者が増えているせいで、さらに細かく、親切になってきた。大きい荷物を置く際の注意点、停車時間が短いので早めに扉前で待機せよ、上の棚の荷物の収納には気をつけて云々。正直、そこまでする必要ある?って思うけど、こういうところが日本人の国民性ってこと。実際、三河安城通過のアナウンスのおかげで、寝過ごさずに名古屋で無事降りられたビジネスマンもいるんだろうし。
というようなことを、ポケットの多彩さや持ちやすさなど、あまりに至れり尽くせりなモノリスのバックパックを使ってみて思った次第。
身に着けるモノの中では365日かけているメガネが一番大事だが、気分屋で服装には一貫性がなく、白髪に合えばなんでもいい。大阪府出身。お好み焼きと立ち飲みと電車と野球が好き。
02:Eagle Creek|Off Road Vacation TRUNK 30
全てのニーズを満たすドデカトランク
コロナ以後ご無沙汰になっていた旅行が、本格的に復調した2024年。12年間ともに旅してきたL .L.Beanの135L(!)アドベンチャー・ローリング・ダッフルもさすがにくたびれてきたので、次の相棒を探すことに。この12年間は子どものおむつやら離乳食やらをぎゅうぎゅうに詰め込んで旅していたので大容量である必要があったが、子どもたちも自分の荷物は自分で運べるようになったのでそこまでの容量は不要。
一方私の体力は落ちたので、軽く取り回しがラクなことがマスト。パッキングが苦手で帰りは力任せに押し込むことも多いので、ソフトキャリーが望ましい。中が見えないポーチに小分けすると何を入れたか忘れるので、トランク自体に整理収納機能があるとなおよし。そんな自分のニーズをパーフェクトに満たしてくれたのがこちら! 特に素晴らしいのが、内側のメッシュポケット。パッキング後に不意に出す必要があるもの(おみやげや預け入れ手荷物にできないもの)を入れておけるので「トランクのどこかにはあるのに!」と思いながらすべてをひっくり返すということがなくなった。安心感ハンパない。
イーグルクリークはトラベルポーチを長年愛用していて、その機能性と丈夫さは旅を快適にしてくれることを実感している。それと、あまり誉められた使い方ではないと思うけど、歩き疲れた子どもを乗せて運ぶのにもソフトキャリーかつ持ち手が多いのでとても便利。あらゆる意味で今の自分にベストなトランクなのです。
世界を旅することを愛し、3人の息子たちとともに、これまでに19カ国を訪問。メキシコ、トルコ、モロッコが特にお気に入り。海外の旅行先では必ず料理教室に参加し、帰国後は各国の料理を自宅で再現している。旅好きながらもインドア派で、家に籠もって洋裁やDIYをするのも大好き。
03:COMME des GARCONS|バックパック
「オム プリュスじゃないほう」がいい
定番名品として名高いギャルソンの黒リュック。愛用している人もかなり多いのではないでしょうか? 僕も以前「オム プリュス」の黒リュックを使用していましたが、今回初めて購入したのは「コム デ ギャルソン」(ウィメンズ)のラインからリリースされている同じく定番の黒リュック。
「オムプリュス」のモデルよりひとまわり小さいサイズ、そしてショルダーストラップに馬革が採用されているのが大きな違いです。デザイン的なアクセントになっているのはもちろん、例えばニットを着たりした時にストラップ部分で生地が擦れて毛玉になるのを低減してくれるのもポイント。
そしてもうひとつ、ピスネームがオムプリュスでは黒地にシルバーの文字のところ、ネイビー地にオレンジの文字で入っています。ネイビーの服を着ることが多いので、少し配色がリンクするのもうれしい。
ワードローブのほとんどのアイテムがネイビーの“ネイビー男子”。愛犬家、コーヒーより紅茶派。コラボじゃない “素のユニクロ”を研究する「世界一詳しいユニクロ・スタンダード学」を連載中。
04:SALOMON|バックパック「TRAILBLAZER 30」
困ったときのサロモン
長らく1~2泊くらいの小旅行や出張にちょうどいいバッグに出会えずにいた。普段愛用しているコム デ ギャルソン・オム プリュスのバックパック(小さいサイズの方)に荷物を詰め込んでなんとか誤魔化していたのだが、先日ふと鏡に映ったパンパンに膨れたリュックを背負った自分の姿を見て、真剣に旅行用バッグを探そうと決意した。
登山用バックパックで何かいいものがないかなと思い、神保町の「さかいやスポーツ」や「石井スポーツ」を覗いたがしっくりくるものが見つからず、「クレッタルムーセン」の直営店で琴線に触れるものはあったのだが、値段とサイズがちょっと小さかったため悩み(気になったのは24Lだった)、まあそんなにすぐにいいものは見つからないかと諦めかけたが、ふと困ったときのサロモンがあるではないかと思い、ネット検索をかけてみると、30Lで税込み11,550円という、まさにコレを探していたんです!というのを発見。
普段履いているスニーカーもサロモンなので大きめのロゴは気にならない。ただ、WEBサイトでのモデルが背負った写真に一抹の不安を覚え(モデルの方のボディが鍛えられすぎていてイメージが湧かない)、一応ショップで確かめておくかということで渋谷の直営店へ。自分が背負っても大きすぎることはなく、容量もちょうどいい。杞憂に終わり無事ゲット。荷物の量は変わらないけど、このバックパックに入れて背負うと軽く感じる。
カルチャー・食担当。トレードマークは、ボリューミーなパーマ(入稿・校了時、1.5倍増)。一年中ほぼシャツ、冬だけニットもあり。年始に琺瑯鍋とフライパンを新調したので、きちんと自炊ができるようになりたい。
05:PRADA|Re-Nylon Xサフィアーノレザー バックパック
傑作バッグには理由がある
自分がまだ学生の頃、憧れだったプラダのナイロンリュック。今では、循環型の再生ナイロン「Re-Nylon」にその素材をアップデートして、若者からUOMO世代まで、多くに愛されるアイコンバッグになっています。個人的にもバックパックは大好きですが、休日使いとビジネス使いの境界線が歳を重ねるごとにハッキリしてくるような気がして、例えば(主にオンの日ですが)少しドレスよりなジャケットやコートに、カジュアルなバックパックを背負った時のチグハグ感…みたいなギャップを最近は気にするようになりました。
なのですが、このプラダのRe-Nylonのバックパックなら、本当に全部がうまくいく。背中に光るエナメルメタルのトライアングルロゴは、オンの装いはもちろん、カジュアルな服装でも大人の品格をもたらしてくれて、オーバーサイズのフロントポケットで収納力も申し分なし。コロっとした見た目も、なんだか愛嬌があっていいですよね。そして見逃せないのは、プラダの伝統的な素材である「サフィアーノ」レザーのハンドルがデザインのアクセントになっている点。同色なので、本当にさりげないアレンジですが、これがあるとないとで、高級感がグッと変わってくると思います。若いころに憧れたバックパックが、環境にも優しく、そしてディテールもさらに進化し、今もこうやって変わらず傑作バッグとなって人気であり続けていることは、さすがプラダの一言に尽きると改めて感じます。飾っておいても絵になるバッグですが…ここはどんどん使い倒したいと思っています。
2025年よりUOMOプリント版編集長。実は以前にも8年間UOMOに在籍していた。好きなモノは古いカメラとサウナ。昔はまわりに「面白い趣味ですね!」と言われ盛り上がることもあったが、最近は世間にこすられ過ぎて「あ~みんな好きっすよね」で話が終わってしまいがち…。









